京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




1636年に建てられた西本願寺の御影堂は親鸞聖人の御真影をお祀りする世界最大級の木造建築。
建物正面左右の天水受けは二頭身大の愛嬌ある石像が四方足元を背中で支えています。
天邪鬼(あまのじゃく)と呼ばれ、御影堂にはこの他にも彫刻などモチーフになっているものを合わせると
全部で16体存在するそうです。

天災から建物を守るという祈りが込められているようです。

西本願寺七不思議の1つにも数えられている
御影堂正面を支える4本の支柱の足元。沓石(くついし)と呼ばれるもので
一見、木製のように見えますが石の礎石を木で覆ったもの。

国の重要文化財指定にもなっている堀川通東側に建つ総門
創建は江戸末期で3回程移転され現在の場所になったのは1959年。
ここから見える仏具屋さんが続く門前町の雰囲気が良い感じです。

通りを東に少し歩いたところにある近代建築は伝道院
本願寺門信徒などが設立した真宗信徒生命保険本社として建てられたもの。



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