入梅したもののこのところお天気の良い日が続いています。京の洛南にある紫陽花の名所「藤森神社」は『あじさいの宮』とも言われ苑内には3500株もの花が植えられ見頃を迎えています。先日15日の「あじさい祭」では献花や献茶、神楽の奉納などが行われたようです。社は平安遷都以前から祀られている古社で日本書紀の編者で学者でもあったとされる舎人親王を御祭神としてお祀りしていることから学問の神様としても有名です。紫陽花苑は第一と第二と2ヶ所に分かれ共通券で両方入ることができます。第1は拝殿手前に第2は本殿の奥にあります。歴史的建造物を入れて撮るには第2ですが第1は紫陽花自体は撮りやすいかもしれません。開苑期間は花期によって定まらないということですが6月中は開苑していると思います。
花の寺として有名な「法金剛院」さん、6月~7月にかけては花菖蒲、紫陽花、菩提樹、夏椿、蓮と次々に開花し境内は1年の中で最も華やかな時期を迎えます。今は特に池の周りに咲く花菖蒲と紫陽花が見頃です。花菖蒲は1本の茎から2~3輪の花を咲かせるそうですが1つの花は2,3日で枯れてしまいます。法金剛院さんは比較的長く花期を楽しめます。花言葉は「うれしい知らせ、心意気・忍耐・伝言・優しい心優雅な心・あなたを信じます・<WBR>来て下さい・等々・・・」沢山あるようです。学名は「アイリス」、ギリシャ語で虹の意味。
紫陽花の名所「三室戸寺」さんは通称『あじさい寺』とも呼ばれ30種類1000株もの花が園内を埋め尽くします。見頃を迎えた先週の土曜日には6千人もの人が訪れたそうです。
あじさい園公開は7月12日(日)まで(8:30~16:30)土日のライトアップ6月28日まで(19:00~21:00(受付終了20:30))
堺町二条にある酒蔵「キンシ正宗」さんは天明元年(1781年)この地に創業した造り酒屋さんで現在、日本酒の方は伏見で作っておられますが「堀野記念館」として造り酒屋の歴史と町屋の文化を伝える施設として残されています。町屋造りの建物の内部では酒造りの歴史や古い道具などを見ることができます。コースをガイドさんが丁寧に説明して下さり最後に清酒と地ビールの試飲ができます。中庭に湧き出る桃の井の水は京都の名水染井の水と同じ水脈で創業以来酒造りに使われてきたそうです。飲んでみると軟水ならではの柔らかな口当たり。蔵の中には当時の地図や古文書などが収められています。地図をみていると昔の街づくりがいかに機能的に行われていたかが伺えます。現在隣接する酒蔵では地麦酒が作られています。ドイツで修行してきた女性の方が工場長を務めビール造りに取り組んでいるそうです。「町屋麦酒」の味は「かるおす」と「まったり」「くろおす」の3種類地ビールならではの独特な味わいを楽しめます。こちらでも買うことができますが京都駅ビルや新幹線コンコース等でも購入可
梅雨の晴れ間かお天気がよく暑い位です平安神宮近くの岡崎周辺には美術館等が多く集まっていますがその中の1つ「京都市国立近代美術館」お隣は「府立図書館」真向かいには「京都市立美術館」という立地。琵琶湖疏水沿いに建つ近代的な外観で中は大きな吹き抜け常設展の他にも近代画やアート等の企画展が開催されています。1階入り口を入ると右側にはミュージアムショップ左側にはカフェ展示を見るには入館料が要りますがカフェやショップ利用のみは受付でその旨伝えると観覧料なしで入れます。店内は中のテーブル席と外はオープンテラスになっています。季節の良い時には外の席が爽やか~皆さんオープンテラスの方へ・・・メニューはドリンク中心ですがスイーツや軽食(カレー・パスタ・サンドイッチ等)もあります。アフタヌーンティセットを頼んでみました。サンドイッチとスコーン、飲み物が付いたかわいいセットスコーンに付いているのは柚子ジャムとホイップクリーム美術館のカフェですがスコーンは手作りだそうでちょうど焼きたてだったのかとても美味しかったです最後にお茶を出してくれるところもゆっくりしてのんびりできる所です。
昨年秋の紅葉時期に訪れた「常寂光寺」さんも新緑が美しく特に仁王門の周りは苔の緑とモミジの新緑が反射しあい一層鮮やかです。多宝塔を見上げる新緑も爽やかでした。