【スギタニルリシジミ(杉谷瑠璃小灰)】
昆虫 : チョウ目 シジミチョウ科
育成地 : 広葉樹林、渓流沿いなど
大きさ : (前翅長)12~16mm、(開張)23~28mm
時期 : 年1回、3月~5月
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
名の由来: 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種です。
翅の表側が瑠璃(ルリ)色をしているので名付けられ、杉谷博士が発見したので頭にスギタニが付きました。
早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つです。
北海道~九州の平地から山地の広葉樹林、渓流沿いなどで見られるシジミチョウの仲間ですが、ルリシジミとよく似ています。
翅の裏側は、灰白色で黒紋が不明瞭な白色輪状紋で囲まれています。
翅の表側は、オスではやや暗い紫青色で、狭い外縁の黒帯がありますが、メスでは、少し輝く紫青色で、やや広い外縁の黒帯があります。
日中は高所を飛翔していますが、オスは地表で吸水することがあります。
幼虫は、トチノキ科(トチノキ)、ミズキ科(ミズキ)、ミカン科(キハダ)などを食べます。
☆2024 スギタニルリシジミ(飛翔) 2024年4月12日
☆2023 スギタニルリシジミ 2023年4月4日
☆2022 スギタニルリシジミ 2022年4月10日
☆2021 スギタニルリシジミ 2021年4月7日
☆ スギタニルリシジミ 給水 2020年4月17日
☆ スギタニルリシジミ 飛翔 2020年4月17日
☆ スギタニルリシジミ 斑紋 2020年4月17日
◎2020年4月14日 富山県にて 写真10枚
飛翔
給蜜
頭をつっ込んでいます
食事終了