【シータテハ(C立翅)】
昆虫 : チョウ目 タテハチョウ科 タテハチョウ亜科
時期 : 3~11月
大きさ : (前翅長)224~30mm
分 布 : 北海道・本州・四国・九州
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
名の由来: 翅の裏、後翅に小さなC字模様がある
黄橙色地に黒い紋があるタテハチョウ。キタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の凹凸が激しい。
初夏から真夏にかけて現れる夏型と、秋に現れてそのまま越冬する秋型(夏型に比べて翅が細長く、外縁の凹凸がより顕著)がある。
暖地では山地性で、分布が限られる。渓流沿いや樹林の周縁部でよく見られる。
敏捷に飛び回るが地上に静止して日光浴することも多い。花や樹液に集まり、オスは地表でよく吸水する。
幼虫は、ハルニレ、エノキ、オヒョウ、ホップ、カラハナソウ、コアカソなどの葉を食べる。
◎2022年4月8日 富山県にて 写真12枚 追加しました
別の個体
◎2020年8月20日 長野県にて 写真11枚