【カモ目カモ科の仲間たち(2)】
過去の写真からカモ目カモ科の「ハクチョウ属、ウミアイサ属、ミコアイサ属、ツクシガモ属、オシドリ属」の野鳥をピックアップしてみました。
☆カモ目カモ科の仲間たち(1) 12種 マガン属、コクガン属
☆カモ目カモ科の仲間たち(2) 10種 ハクチョウ属、ウミアイサ属、ミコアイサ属、ツクシガモ属、オシドリ属
☆カモ目カモ科の仲間たち(3) 15種 マガモ属
☆カモ目カモ科の仲間たち(4) 8種 スズガモ属、ビロードキンクロ属、シノリガモ属、ホオジロガモ属
◎2024年5月1日 編集 10種・・・ハクチョウ属(4)、ウミアイサ属(3)、ミコアイサ属(1)、ツクシガモ属(1)、オシドリ属(1)
◎オオハクチョウ・・・カモ目 カモ科 ハクチョウ属。大形の水鳥で、日本の鳥の中で最も重たい鳥です。長い首を自在に曲げ、水面でも採食します。休むときは頭を背に乗せています。
◎コハクチョウ・・・カモ目 カモ科 ハクチョウ属。オオハクチョウに似ているが、ひと回り小さく、くちばしの黄色い部分は狭い。
◎アメリカコハクチョウ・・・カモ目 カモ科 ハクチョウ属。黄色い部分が少し大きいだけの亜種間雑種もいて純粋なアメリカコハクチョウとするかの境界線は結構微妙です。交雑の可能性もありますし、個体差である可能性もあります。
◎コブハクチョウ・・・カモ目 カモ科 ハクチョウ属。扁平なくちばしはオレンジ色でくちばし上部の付け根に黒いコブのような裸出部があり、名前の由来になっています。
◎ウミアイサ・・・カモ目 カモ科 ウミアイサ属。雄鳥は虹彩は赤く、白い頸輪があります。頭部が緑色光沢のある黒色で、背は黒い。胸は茶褐色で黒斑があります。雌鳥は頭部が茶褐色で、短めの冠羽があります。
◎カワアイサ・・・カモ目 カモ科 ウミアイサ属。最も大型のアイサで河川などで越冬する冬鳥です。雌(♀)は頭が茶色で短い冠羽があります。雄(♂)は頭が深緑色で、くびから下の下面は白色です。
◎コウライアイサ・・・カモ目 カモ科 ウミアイサ属。世界的な稀少種です。日本では、ごく稀な冬鳥として、本州中部以西で記録があります。♀、♂共にカワアイサに似ているが、わき腹に波型の縦斑があります。
◎ミコアイサ・・・カモ目 カモ科 ミコアイサ属。白と黒のはっきりした色彩で、パンダのような顔をしており、おもに湖沼や河川で暮らしています。雌鳥は頭上から後頭にかけて茶褐色で目先の黒味が強く、顔は白くて体が灰色です。
◎ツクシガモ・・・カモ目 カモ科 ツクシガモ属。頭部から上頸、肩羽、胸から腹を通る縦線が緑色光沢のある黒色で、体は白く、背から胸に栗色の広い帯があります。嘴は赤く、上に反り上がっています。
◎オシドリ・・・カモ目 カモ科 オシドリ属。雄鳥は翼のイチョウ形の羽が特徴で、他種と見間違えることはないと思います。雌鳥は全体が灰色に近い灰褐色で、胸と脇(わき)に白の斑点があり、嘴は灰黒色で基部は白い。
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