レスラー小橋建太が引退した
一人の男が、プロレスを去っていった。さみしいものである。闘病もした。おそらく身体はぼろぼろであろう。ご苦労様でございます。そう素直に申しあげるしかない。
見事である。男の勲章である。最後までやりきるということに、感動している。なかなか最後までやれるというのは無いから。
オレのように挫折の連続というのもあるから。格闘技には。負けると嫌になるからねぇ。それに孤独な闘いもあるから。
さしたる戦績も無いオレだけと、この負けて知る覚悟というか、そこから這い上がる楽しみというか、そういうものがオレを鍛えてくれたんだなぁと思う。思うことにしているというほうが正解だろうけれども。
勝ってばかりの人生というか、なにをやっても連戦連勝というのでは、負ける方の哀しみを知らないからあまりよくないとオレは思っている。負けてこそ知るのである。厳しさを。世の中は甘くはねぇってことを。
どっかの政治家が、馬脚を現したというのはこれだろうよん。連戦連勝でいつまでも続くワケがねぇんだから。調子にのって、へらへらしゃべっていると、仕返しの神はだまっちゃいないんだな、これが。
そういうように、新聞やテレビをみちょると、楽しくなってきますな。(^-^)/
さて、小橋建太さんである。
一言で言うと努力の人である。こういうのがオレにはたまらんのである。天才ぶって、一気にスターになったわけではない。地味な性格でもある。こつこつと努力するというその姿勢がいいのだ。こういう人でありたいものである。じっと黙ってやるということである。
世の中はなにもスターだけで回っているわけではない。働きアリがいてこそ回るのである。
オレも働くのが趣味である。働きアリの中の働きアリでありたいと思ってきた。所詮、女王にはなれないしなぁ。それと人間の価値を学歴とか、なんとかとか、そういうレッテルで評価しないことだ。どうも世間はそういうように他人を評価するのが好きだ。いかんぞぉ~である。正当な努力をしている人を正当に評価してあげることが大切であると思うのだ。
否、オレを評価してくれと言っているのではない。もう、そんな世界からは卒業したのだ。定年で退職した人間をどうやって評価するというのだ。アハハハハハハである。
さ、けふもこれから在籍校で物書きである。楽しみ、楽しみ。
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