サイキョーじいさん?
ヨルバイトをやってきた。塾である。チューボーと国数英であった。楽しいですなぁ。ホントにかわいい。高校入試対策だから、手は抜けない。当たり前である。真剣にやる。しかし、あれだね。英語はちーともしゃべれない。中国語もできない。ナイナイづくしである。
けふは中学一年の男子生徒に聞かれた。
「とーませんせは、他に仕事してるんっすかぁ?」って。
ハハハハハと笑った。
ちょいといろいろとねと言ったら、さらに笑った。
他の男子生徒が、このせんせを舐めたらあかんぞなと言うのである。「サイキョーだぞ」とまで言っている。説明してくれたのだ。その言い方がエラク面白かった。こーこーのコーチョーだったんだぞ、と説明しているのだ。さらに、学生証を見られてしまったから、大学で勉強もしてるんだぞぉと言っている。おい、おいもうやめればぁと言ったのだが、まだまだ暴露していた。銚子の大学で、おせぇーてもいるんだぞ。
ハイハイ、ありがたや、ありがたや。
結局勉強は楽しくやるに限る。苦行ではいかがなものかと思うから。
こういう人間のつながりというのは、やめられない。
もしオレが唯一いいことをしているとしたら、楽しく勉強しようよってことを実践していることだなぁ。これはマジにそうである。
勉強して出世しようとか、カネ儲けようとか、威張り散らしたいとか、オレはなんの計算もねぇから。いわゆる下心ってやつがないのだ。そうやって生きてこなかったから。十分間に合ったしなぁ。それでも定年まで勤め上げることができたからなぁ。
チューボー達もこれから、いろんな試練に出会うんだろう。その時々で、荒波を乗り越えなくちゃならんのだろう。そいつをいい機会だと思って、やるしかないんだ。やるしか。
オレは応援団だ。チューボー達への。
メゲルことなかれ。成果が出なくとも、いいんだ、いいんだ。それでもいじけないで努力することだ。いつかは世の中が評価してくれる。
上を見たらキリが無い。下も見ないことだ。周囲の方々にあっちふらふら、こっちふらふら影響されていたんじゃ、面白くもなんともない。自分があるかないか。これだ。これ。
ふうむ。
今日の夜は、チューボー達に教えられてしまったよん。
いいものである。
今日は、銚子の大学で授業もあったので、疲れてしまった。しかし、居住地の大図書館には行った。本が来ていたのだ。予約していたものだ。さっそく有料でコピーを部分的にした。鬼来迎の漢文を訓読してくださった大学の先生の論文をインターネットで発見したから、予約していたのである。
いい時代になったもんである。
次はどんな時代がくるのかな?
それまで生きていたいもんだけど。
(^-^)/