百巻の資料
司馬遼太郎の「街道をゆく」の熊野シリーズを読んでいて、はたと気がついたことがあった。それは、司馬遼さんは民俗学の大家でもあったのはなかったかということである。今更なにを言っているのだと嘲笑されるかもしれない。所詮、オレなんかそんな程度である。知らないことの方が多すぎる。まったく、まったく。
今日も孫と一緒に遊んでいた。
それで、午後居住地の大図書館にいる。駄文を書いているのだ。これがオレの最高の趣味である。なんにもならない趣味である。否、なんにもならんから趣味であるのだ。オレの従兄の娘にKO大学の美学で、仏教美術を勉強しているのがいるが、あれもまた趣味が昂じてこうなったのだなぁと思う。それくらい思い切りがないと、勉強なんかアホらしくてできやしないでっせ。学芸員だって狭き門であるから、大学院を出て、博士にならんとなかなかなれないときいたこともあるからだ。
学芸員と言えば、佐倉に総合研究大学院大学がある。佐倉の歴博である。博士課程しか入学させない。定員は5名だけである。それだけなのである。それだけ厳しいのだ。こちらの学問は。
そういう世界しか知らないから、オレは厳しいものだとしみじみ思うのである。
孫と一緒に遊んでいたら、とてもとてもである。
教訓抄という鎌倉時代の古典の中に出てくる楽曲が、唐からどうやって日本に伝来してきたのかということを昨日の夜は考えていた。いろいろとあちこち書き散らしていたのだが、なかなかである。これ一つ考えるのでも、百巻の資料を読まなくてはならない。それで、オレにその資格があるかどうかとなると、とうていオレには無理である。されど、オレなりにチャレンジすることはできる。
むろんここにオレのメッセージは書けない。書かない。
死ぬまでにできるかどうかというくらいに、壮大な物語がオレの胸の中にあるからである。
中国と琉球、熊野、そして房総というルートをオレは常に考えているのだが、実に楽しい。オレだけだろうけれども。
中国の南方にある民俗芸能も見てみたい。
日中間の政治情勢が安定したらという条件つきであるけれども。
午後の15分の休憩がこれで終わった。
さ、また駄文書きである。
(^_-)-☆
【伊勢神宮】神宮さんの「神宮御園」で御園祭が執り行われました。神宮御園は二見町にある神宮の御料地で、祭儀にお供えする季節に応じた野菜や果物を栽培してます。御園祭は毎年春分の日に行われる豊作をお祈りするお祭りです。 #伊勢神宮 #神社 pic.twitter.com/b2vIYpxQKh
【備忘】 リツイートはしているのにうっかり行きそびれそうなのでメモしておこう。→ 特別展 「中世密教と〈玉体安穏〉の祈り」@神奈川県立金沢文庫 planet.pref.kanagawa.jp/city/bunko/ten…
【展示】 #東京都 千代田区立図書館にて
展示「知ったらハマる古典文学 ~あの話ってこんなストーリーだったの!?~」開催。
3月24日(月)~ 5月24日(土)
⇒ library.chiyoda.tokyo.jp/information/20…
【展覧会】 #千葉県 市川市文学ミュージアムにて
企画展「歌人・平安朝文学研究者 神作光一のひもとく 和歌の世界」開催。
3月15日(土)~ 7月 6日(日)
⇒ city.ichikawa.lg.jp/litera/
文章をどうやって書いたらいいのだろう?
退職して駄文書きをもっぱらにするようになって、いろいろと文章を書くことそのものについて考えることがある。毎日のようにである。
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去年の記事 灘高校に名物教師あり blog.goo.ne.jp/tym943/e/ad427…