オタクにならない程度に防御
昨日、知人と健康オタクのことについて話題になった。つまり、オレのオヤジが60歳、オフクロが64歳で亡くなったことから発展していったのである。
そんなに若くして亡くなったのかという慨嘆から知人は始めたのだ。そう云っていただけるだけありがたいもんだと思った。しかし、「昔は、孫ができて、退職したら死んでしまっていたから、80過ぎまで生きているのがいなかったんではないか」というオレの台詞に大笑いになった。
そうなのである。もう、オレと知人は還暦を過ぎているのだから、いつ死んでも不思議ではないわけである。知人は健康オタクで、あらゆる病気について、さらに病気にかからない方法について熟知しているのだ。健康に関する文献は横幅で2メートルはあるのだから、尊敬に値するくらいである。たいしたもんである。半分呆れているのだけれども。
さらに、なにを食べたら健康にいいか、身体に悪いかということもノイローゼになるくらい気にしているのだ。
これは60歳で亡くなったオレのオヤジもそうだった。薬草に通じていて、それを煎じて飲んだり、まむしの粉末を飲んだりしていたのだ。実に実に健康に注意していたのだ。ところが、オレのオヤジらしいのは、それだけ健康オタクなのに酒が好きで大ノンべぇであったのだ。結局それが命とりになったのだ。胃癌をやってしまったのだ。56歳で発病した。
だからオレは健康には注意はしているが、オタクではない。
病気になった時には、ドクターにお任せするしかないではないか。なった病気について、インターネットをはじめとしてあらゆる文献を読破してドクターよりも詳しくなっている御仁がおられるが、あれはいかがなものかと思う。
手術台の上で、ドクターに指示しているような馬鹿な患者にはなりたくないのである。そんな患者はアカンでっせ。マジに。
しょうがないものは、しょうがないのだ。
病気になったら、それを直すべく努力すべきであって、オタクにならない程度に防御するべきなのだ。ホントにそう思っている。
あんまり気にして、ノイローゼになっているんじゃぁ、笑い話になってしまう。
なってしまったら、しょうがないのである。どういう心的態度で受容できるかということを考えるべきである。なかなか困難な道ではあるが。
じょせーにモテナイっちゅうのも、オレは平然として受け入れてきたのだ。
わはははっははははは。
?
話がまた吹っ飛んでしまったけど。
(^_-)-☆