7月21日(月)のＮＨＫ放送で紹介されたおじーさんたちです。
元気だなぁ～。オレもそうだけど。
シニアサーフィン教室（MRT放送）
『攻め』なのか『守り』なのかということ
オレの柔道は、攻めの柔道であったのか、それとも守りの柔道であったのかと今朝ふと思った。
NHKの朝の番組で、じーさまサーファーのことをやっていたので、wifeと一緒に感心していたのもあったからである。つまり、これからも柔道やれるかなという思いもあったからである。生涯学習ならぬ生涯スポーツである。
柔道もちびっ子とやっている分にはけっこうできる。だからといって高望みをして、20代の柔道マンと勝負しないことが肝要である。ちょっと柔道だけは違うからだ。危ないからだ。相手がいるからである。しかし、もうそういうことを考えているということが、すでに危ないということでもある。
相手のいるものはやらない方がいい。週刊現代とかポストとかで派手に還暦以降に流行していると書かれているじじいの恋愛なんてぇのも危ない、危ない。あ、その前に相手してくださる人がいねぇか。わはははっははは。
それはともかく、『攻め』なのか『守り』なのかということである。オレはどういう柔道をしてきたのだったろうか。そう思ったのである。
結論から云おう。
オレはどっちでもなかったのである。つまり、どっちでもなければ、どっちでもある柔道であったのである。何を云っているんだ？って叱られそうだが、本当である。
強いて云えば、『裏技柔道』であったのかもしれない。豪快に投げ技で勝負するような派手な柔道でもない。腕力で相手をねじ伏せるような豪腕柔道でもなかったのである。「キタねぇ柔道」であったのだ。寝技専門みたいなもんで、最初から寝て試合をしたほうがいいと思っていたくらいである。
しかしである。そんなオレの「キタねぇ柔道」でも、勝負については受け身で、消極的に待っていたんでは話にならないのである。禍福は寝て待っていてはならぬのである。待っていたって、おいしいモノは来ないのである。美女と、美味なるものは自分から取りにいかないと相手は逃げていってしまう。当然である。そのためには、自分から意思表示をすることである。オレは、アンタが欲しいとか、おいしいくだものだから喰ってあげますよんとか。云ってみなくちゃわからんではないか。云ってみて初めて拒否されるのである。いいんだ、いいんだ。何度でも拒否されればいい。それが後々大きな財産になる。オノレのだらしなさとか、能力の無さ、魅力の無さとかオオイに知るべしである。つまりそういうことを知って、逆に努力するからである。
受験でもそうではないか。待っていたって、合格はしない。落ちるのが格好悪いからといって、受験しないで家にいたって合格証書はむこうからやってくるわけではない。勝負してみなくちゃわからんのである。だから、積極性がここで活きることになるのである。
負けたっていいじゃないか。ぶつかってみないと、わからんではないか。それをはじめからイジイジと尻込みをしておってはならんのである。若い時ほどそうだ。攻めていけ！と申しあげたい。やってみなくちゃわからんのだから。
安全に、安全に生きるのもいい。それが基本であるとはおもうけれども、チャレンジくらい誰だってできるのである。いじけていることはない。やってみなくちゃ話にならないのである。本当にそう思う。
裏技柔道も、48年目になるか。
15歳で始めたのだった。そして未だ四段である。情け無いけど、それがオレの実力である。それはそれでしょうがない。評価は他人がするものであるからである。それにオレはインターハイとか国体とか、むろんオリンピックにも出たことはない。身の程を知っているつもりである。これでも。自惚れはないからである。
人生の裏街道をひたすら走ってきただけである。
人を羨むこともなかった。ダンディなプレイボーイになることもできなかった。できるわけもなかったけど。それでよかったのだ。キタねぇ柔道で、寝技専門で、相手の裏をかくことだけを商売としてきたのである。
後は、誰も知らない山の中で自然死することだな、オレの望みは。
わははっはははっはははははである。
(^_^)ノ””””
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