例えば、(火山の噴火なんてあらかじめ分からないのに、無理やり分かるってことにするのはおかしいよ!)これだけでも、十分に、ロジカルで、科学的で、技術的だ。自分の言葉で書いていい。普段話している言葉で書いていい。あなたがパブリックな気持ちを持っているのなら、胸を張って送る価値がある。
「定家のコピペのおかげで科学的に貴重で正確な記録が残った」報告書をそのまま貼ったので、複写したわけではないから、厳密には「コピペ」ではなく、「ペ」?⇒ “切り張り”のおかげ?で貴重記録残った 定家の明月記 - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/felu
ロシア出身の民俗学者、ニコライ・ネフスキーは、虹と鰻にかんする見解を紹介している。「ネフスキー君は、かつて南海諸島を歴遊して後に、こんな意見を発表した。いわく支那では虹を蛇の属に入れているが、日本各地の虹の語音は最も鰻に近い。…」(柳田国男「魚王行乞譚」)/『災害と妖怪』
中国一人旅断念せり
生涯学習の一環として、最終的に提出する論文というもの(その名に値するかわからんが)を書いてきた。こういう作業が、実に還暦すぎても楽しいからやっている。
その論文には、小生の好きな民俗芸能が、中国の目蓮救母劇というものと密接な関係にあるということで、日々を過ごしてきたのだが、その前にその劇を見たいというのがあった。当然である。見てみないと話にならない。あの鼻のなが~いゾウというものがどんなものかと、見てみないと議論できないのと一緒であるからだ。だから、中国旅行に行きたいと思っていた。しかし、普通のツアーにはない。ないから困っていた。そしたら、先月から今月にかけて遊びに行ってきた欧州漫談旅行の時に、旅行会社の添乗員さんが「オーダーできるかもしれない」と云われたのを思い出して、なんとかできないでしょうか?と聞いてみたのである。
塾に行く前に、旅行会社から電話があって、中国一人旅のオーダーがどうしても組めないという。現地中国の案内もつけてもらえないかともオーダーしたが、断られた。日本国内最大手にも聞いてもらったが、目蓮救母をみたい、会話ができない、一人旅だということ等々全部無理だと最終回答をいただいた。中国に知人はいないし、ましてや小生は大学の学生でしかないから、あちらの国の大学に頼むっていうわけにもいかない。
参ったな。
観光じゃないのもマイナスらしい。儲からないからだ。今年は無理か。否、永遠に無理か。これが学者だったら可能だろうがなぁ。ただの一介の生涯学習者でしかないし。とほほほ。
ま、しょうがないものはしょうがない。
こういふときは、漢詩でも味わいながら酒でも呑んでいるしかない。参っても参っても、山の中でしかない。迷っているからだなぁとしみじみ思うからだ(^0^)
対酒 白楽天
対酒
蝸牛角上争何事
石火光中寄此身
随富随貧且歓楽
不開口笑是痴人
酒に対す
蝸牛角上 何事をか争う
石火光中 この身を寄す
富に随い貧に随いて且く歓楽せん
口を開いて笑わざるは是痴人
カタツムリの角の上のような狭い世界で何をそんなに争うのだ。一瞬のきらめきような、短い人生に身を寄せているのだ。
富める者も貧しい者も、おのおの楽しもうではないか。押し黙っているのはバカというものだ。
(^_^)ノ””””