団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

上下

2010-04-20 07:06:36 | お出かけ
                    上下

                               2010年4月20日(火)

 広島県府中市上下は、宿場町で、かつて幕府の天領として栄えた町です。

 仕事で行く機会があり、昼休み散策してみました。


2010年4月15日、広島県府中市上下。



 翁座。大正時代に建てられたもので、集会や芝居。映画の上演などが行われる劇場として賑わっていました。当時の面影をとどめる木造建築物としては、県下唯一のものです。(パンフレットより)



 上下キリスト教会。明治時代、当時の財閥角倉家の蔵として建築されたものです。戦後は、上下キリスト教会として利用されてきました。広島県文化百選選定建築物でもあり、上下のシンボル的建物の一つです。(同)


 旧警察署。明治時代の建物で、見張り櫓も当時のまま残っています。田山花袋が「備後の山中」のなかで、その印象を記しているものです。(同)



 随分古い看板です。


 白壁の道(商店街)。
 上下は、大森(石見)銀山からの銀の集積中継地として栄え、代官所も置かれた幕府の直轄の天領であり、この地方の政治的経済的な中心地でした。とくに現商店街は、当時、様々な店が軒を連ね賑わいを見せていました。現在でもそのころの威容を偲ばせる土蔵や町屋が並び、また、白壁やなまこ壁、格子窓といった歴史的景観が、ロマンをかきたてる通りとなっています。(同)

 でも、このアスファルトは相応しくありません。何とか工夫が必要ではないでしょうか。


















 上下人形。
 


 駅のまん前にある、正に駅前食堂。この町に相応しい景観にできないものでしょうか。
 このマスターに上下の名前の由来を尋ねました。「ここ上下は分水嶺になっており、当然峠です。峠の偏を取り除くと、「上下」になります。エッヘン。」



 牛そば、700円也。広島牛の産地の近くということもあり、肉そばを「牛(ぎゅー)そば」と命名し、飲食店の統一した商品としています。
 肉は美味しいのですが、そばに腰がなく、率直に言ってイマイチ。


コメント
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