団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団 第300回記念定期演奏会

2010-06-30 18:34:06 | 音楽
            広島交響楽団 第300回記念定期演奏会

                               2010年6月30日(水)

 節目の演奏会ということで、是非聞いてみたかった。
 期待を上回る熱演で感激しました。

 曲目   R.シュトラウス    交響詩「ツァストラはかく語りき」
       R.シュトラウス    アルプス交響曲
 指揮   秋山 和慶

 R.シュトラウスの曲は、リズムとメロディーが激しく展開します。ストラビンスキーもそうですが、ストラビンスキーはまだ体が付いていきますが、R.シュトラウスは体が付いていけず、脳でリズム・メロディーを追っかけることになります。

 
 パンフレットに300回までの全プログラムが載ってましたが、聞きたい指揮者とか曲を随分逃しています。
 1985年11月には朝比奈隆が振っているし、1992年9月にはカルミナ・ブラーナを演奏しています。
 私が合唱団の一員として参加した「合唱」も何度か演奏されていました。


2010年6月25日、広島市中区「広島市文化交流会館」。



 「売り切れ」とは恐れいりました。


 100回の時は、マーラーの巨人とチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。これも聞いた記憶がありません。
 


 アルプス交響曲では、珍しい楽器が登場します。
 雷の擬音のサンダーマシンや、風の擬音のウインドマシーンです。

 

 これがそのサンダーマシーンで、大きな鉄板を思い切り「一撃する」という感じで、「バシャーン」という音がします。
 演奏が終了し、妙齢のご婦人がこの楽器の演奏を見て「楽しかった」と言ってましたが、私も全くそのとおりでした。


 舞台両側に写されている「鳩」のマークは広響のものですが、よく見ると、「ローマ字のh r s m」(hirosimaから母音を除いたもの)からデザインしてますね。



 この日、フルオーケストラで118名の編成。圧倒的な音の厚みがありました。しかも、特に管楽器の破綻もなく、広響のレベルも相当向上していると思います。
 中央後ろにサンダーマシンが見えます。
コメント
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