団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

仲道郁代リサイタル

2012-01-19 17:47:50 | 音楽
                    仲道郁代リサイタル

                                         2012年1月18日(水)

 仲道郁代は、テクニックでダイナミックに演奏するタイプではありません。
 もっと言えば、技術的には物足りないかもしれません。
 でも、ベートーベンの音楽は、そんなに高度なテクニックでなくとも、感動させるところが素晴らしいのです。

 この日のプログラムは、オールベートーベンで、ピアノソナタ、17番「テンペスト」、7番、14番「月光」、23番「熱情」。

 演奏する前に仲道が曲の説明をするのですが、これが詳しいというより結構長いのです。(演奏を長くしてもらった方が良いのですが。)
 中学生以下の聴衆が2割程度いたでしょうか・・。そのことを意識しての「語り」だったのでしょう。音楽を子ども達に丁寧に伝えるという情熱を感じました。

 情熱的な「熱情」でした。



・2012年1月15日、広島県尾道市「しまなみ交流館」。




 演奏前に、尾道ラーメンで腹ごしらえ・・。



 550円也とは安いです。



 醤油ベースのようなのですが、結構こってり系です。
 そして、塩辛いこと!外食産業は塩分の取り過ぎが身体に悪いということをよく知ってもらいたいものです。





 しまなみ交流館。尾道駅に隣接していて、アクセスは超便利です。




 可憐なイメージの方です。




 500人程度のホールでしょうか。



 大きな窓からは、海が見えます。







 仲道が、ベートーベンの書簡が発見されたということを披露しました。
 1823年7月に滞在先のウィーンからパリ在住の作曲家に当てた書簡で、この作曲家のひ孫の遺品に含まれていました。
 「ミサ・ソレムニス」の購入者を探すのを手伝うよう要請。
 「給料が少なく、病気を患っているため、良い運命をつかむには大いに骨を折らなければならない」と嘆いています。
 「私宛ての手紙は『ウィーンのl・v・ベートーベン』とだけ書けば届く」と記し、自分の名声に自信を示しています。
コメント (2)
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