政党交付金 総額320億円
2016年1月21日(木)
2016年の政党交付金は約320億円になるということです。政党交付金は、直近の国勢調査(2010年)の人口に250円をかけて算出するということです。国会議員の数は、717人ですから、一人当たり約4,460万円ということになります。
口を開けば「身を切る改革」なんぞとほざいている国会議員がいますが、政党交付金をもらっている理由を聞きたいものです。また、「身を切る改革」と称して国会議員数の削減を主張している国会議員がいますが、政党交付金を受給しておいて、そのようなことを言う資格はないでしょう。日本の国会議員数は、人口当たり国際比較で少ないですよ。国民の声が国会へ反映し難くなります。
共産党は、政党交付金を受給していません。見上げたものです。それで、共産党がもらおうとするともらえる額は約13億円になりますが、そのお金がどのようになるのかと言うと、他の政党に配分されるんですね。これって、正当性はあるのでしょうか。私しゃ不当と思います。
私は、共産党に政党交付金を受給してもらって、国へ返還してもらいたいものだと思います。他の政党が使うよりかマシでしょう。
政治が劣化していると言われていますが、その根元にはこの政党交付金があると思います。国民には、自助自立を説いていて、その模範を垂れるべき政党が、財政的に自立できていないのでは、劣化するはずです。私しゃ、政党交付金には烈火しています。