野々村元県議≒甘利大臣
2016年1月28日(木)
私しゃ、笑っちゃいました。「野々村元県議≒甘利大臣」という公式が成り立ったなと思いまして。
野々村元兵庫県議が詐欺罪に問われている裁判で、「記憶にない」という証言を90回繰返したということです。一方、警察の取調べの日時・場所等は、明確に記憶していて答弁しました。
一方、甘利大臣の方ですが、この方も、都合の悪いことは「記憶がない」という趣旨の発言をするのに対して、明確に記憶して発言していることもあります。
「一週間以内には記憶の確認をして」ということですが、現時点の記憶を述べれば良いではないですか。別に難しいことではありません。「大臣室で50万円受け取ったことがあるの、ないの?yes or no」ただそれだけです。
「法に反するような行為はしておりません」と言えるのは、記憶がはっきりしている人の場合でしょう。野々村元県議も、記憶していないと述べているのに、詐欺疑惑は否定しています。全く同じ構図ですね。
「大臣室で大きな金額を直接受け取ったことはあるか?」と聞かれて、
「それはないです。」えっ、記憶していないのではないの?この方の脳味噌の反応は、都合の良いことは記憶していて、都合の悪いことは記憶していないようです。あくどいことをやっている人間はこうなるのかしら・・。
「お菓子はよく持ってこられますよね」、と霧箱に入ったとらやの菓子は覚えているのに、現金50万円は覚えていないなんて、そりゃお菓子いでしょ。
甘利氏は、本日28日に「記憶を整理した」記者会見を開く予定です。TVで政治評論家がそのシナリオを予想していました。
①後で、50万円お金が入っていることに気付いた。②秘書に返すよう命じた。→私しゃ、この程度のウソだと直ぐにバレルと思いますけど・・。
甘利氏は派手に飲み食いをしています。2013年11月14日、ワイン居酒屋で19万円の支出。この日は、大臣室で50万円受け取ったとされる日です。さては、甘利氏、ワインを飲み過ぎて記憶がなくなったのかな? 私も飲み過ぎて忘れるということはよくあるパターンです。これ、忘れたことにする説得力のある説明になりますね。ということで、甘利氏には、大事な記憶は忘れることがないよう、余り飲み過ぎない様にと指摘しておきます。