団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

東京都議会代表質問

2016-10-06 05:39:51 | 社会

東京都議会代表質問

2016年10月5日(水)

 4日、東京都議会の代表質問がありました。焦点は、小池百合子東京都知事の答弁です。特に、豊洲問題でwhat's Newがあるかどうかでした。豊洲問題に対して、目新しい発言はありませんでしたが、TV各局の報道を見ると、概ね高い評価のようです。

 私は、部分的に見ましたが、内容はともかくとして、実に堂々としている様が印象的でした。本当にそうなのか、小池劇場の芝居なのか、そこら辺りは私には分かりません。

 

 自民党の高木啓幹事長に対する答弁で、「全国の地方自治のリーダーとして国に物申していく」と答弁しています。これは、看過できません。東京都には全国の地方自治のリーダーという立場は法律であれ何であれ与えられていません。小池氏が「リーダー」になりたいと考えているとしたら、思い上がりも甚だしいと言わざるを得ません。自治体間の関係は、どこかのだれかが他の自治体を引っ張っていくというものではなく、求められるのは、切磋琢磨です。

 小池氏のこのような傲慢な考えは、いずれ、躓きの原因になると思います。驕る平家は久しからず。

 

 私ゃ、驚きました。「公益通報制度・・で情報収集する」と発言しています。この公益通報制度は、大抵の自治体で既にあります。「全国のリーダー」になりたい東京都にそれが無いなんて、嗤うしかありませんね。東京都には、どのような腐敗が隠されているか?空恐ろしいという感じです。

 

 地下空間の問題で、「設計会社に都庁発注者を確認すべき」という質問に対して「現在確認を行っています」とは! この問題(誰が何時盛り土をしない決定をしたか)はもう一か月前に発覚したことです。これでは、調査する意志がないと思われても仕方ありません。

 

 新たな疑惑として、地下水をくみ上げる設計業者が契約条件を満たしていないという問題が出されました。私の憶測ですが、共産党へタレコミがあった可能性があります。小池氏は、「プロジェクトチームで必要があれば調べる」と答弁しています。「必要があれば」とは、積極性が感じられません。職員には、敏感に伝わりますよ。

 

 各会派も概ね高い評価をしています。注目は、「国会と比べて寝ている人がいなかったのはむしろ驚き」と言っていることです。TVには次の画面が写しだされます。

 

 都議会の「ドン」と言われている内田豚氏が寝ている姿です。誰~れが、このような輩に投票したのでしょうか!

  小池氏の先の発言は、この内田氏に対する痛烈な皮肉と思います。内田氏は、小池氏に敵うこと能わずです。小池氏の方が、役者が一枚も二枚も上です。

 

 これ、共産党が調査したものですが、恐ろしいことであります。豊洲工事受注企業に都OBがこんなに多く天下りしているとは! 官製談合という大事件に発展する可能性がありますね。

 これが、「全国の地方自治のリーダー」? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする