退職者含め処分
2016年10月7日（金）
小池百合子東京都知事が、5日の都議会一般質問で、豊洲問題の関係職員について、懲戒処分などの対応に踏み切ることを表明しました。
6日の朝日新聞。
「歴代の市場長については、退職者も含めて責任の所在を明確にする。・・。」とあります。
小池都知事、抜け落ちてはいませんか？ 責任の所在を明らかにするのは、歴代知事に対して最も重点的に行うことでしょう。下っ端を処分して、それで済まそうという訳ですか？
もっとも、私ゃ、善意に考えると、小池劇場の受け狙いで、徐々に歴代知事を追い詰める戦術かとも思います。このシナリオが上手くいくと、拍手喝さいでしょうから。
ただ、こんなパフォーマンス的なことは、やるべきではありません、と思います。simpleに正攻法で行う方が成功の確率も高くなると思いますよ。
仮に、歴代都知事の責任を明らかにできないようであれば、小池人気に陰りが出ることになるでしょう。
退職者には懲戒処分はありませんので、都の損害賠償の求償を行うことかとも思いますが、大いにやる必要があります。
「はんこもついているわけですからこれについては責任を問うことであります。」。そうそう、歴代知事も豊洲に関してハンコを押している文書があるハズですので、それらを公開する必要があります。これをしないのであれば、小池氏の透明化というのは、全くの戯言ということになります。
石原珍太郎元東京都知事は、「いつでも会いますよ」と言ったり、「会わない」と言ったり、更にその前言を翻し、「協力する」と言ったり、もしこれが、芝居でないとしたら、もう脳味噌はトコロテン状態になっていると思います。正常な言い方をすると、当事者能力が無いということです。
本人は齢がどうのこうのと、弱気なことを言っています。仮に判断能力が無くなっていたとしても、関係者からの証言で、石原氏の責任が明らかになると思います。小池氏と都議会がその気があればの話ですけど・・。都議会自民党（名は全く体を成していませんが）が鍵を握っているでしょう。私ゃ、百条委員会に反対すると予想しています。
