文科省 再調査
2017年6月9日(金)
文部科学省が、加計学園疑惑で、再調査をすると発表しました。私は、TVのテロップで見て、次はどのように誤魔化すのかな?と瞬間考えました。
勿論、再調査に到ったのは、①前川前事務次官の勇気ある告発、②続く現職官僚からの裏付けの証言、③国民の怒りを背景に野党の国会での追及等により、権力が追い詰められたのが主要な側面であることは言うまでもありません。
しかし、権力は狡猾ですので、何か悪だくみをしているものです。早速あるTV局のキャスターから指摘されていました。東京都知事選への影響を考慮してのものだと言うのです。そりゃ、選挙になると野党から攻撃されますわな。それに対して、「調査中」と逃げる訳であります。
文科省は、どのように調査するかは、今後検討するということですが、何を検討するの?と思います。当該文書を作成した職員に尋ねれば良いだけのことです。→ここにも時間稼ぎの思惑が見え隠れします。調査をする方法を決定するのに、「あっ、都知事選挙後になりました。」では絵にもなりません。
そもそも、隠ぺい体質の文科省が調査をしても、ハッキリ言って、疑問が払拭されるような調査結果は出ないと予想します。結局は、時間稼ぎ+狡猾な隠ぺいという結果になるでしょう。
現職官僚にはそうならないように、内部文書のリーク、公益通報制度を使う等、あらゆる方法で、権力を追い詰めて欲しいものです。