あな 恐ろしや
2017年11月11日(土)
トランプ大統領が来日し、堂々と、アメリカの武器を買えと言う。我が安倍晋三内閣総理大臣閣下は、直ぐに応じました。平和憲法を持つ国に対して、「武器を買え」とは、ついこの前までは想像もできませんでした。
北朝鮮脅威か、トランプ脅威か、分かりませんです。トランプ大統領は、全ての選択肢がテーブルの上にあると言っています。つまり、先制攻撃の選択肢もあると言う訳であります。どうも、アメリカ社会というのは、真珠湾がトラウマとなって、敵に先制攻撃される前にこっちが先制攻撃しちゃえ、というようなところがあるのかな、と思います。
先の、「武器を買え」なんかは、マッチポンプにも思えますですね。金主席がアメリカに対して挑発するというのは、当然予想されるとして、トランプはそれに輪をかけたようにこれまた挑発しています。こうして北朝鮮の脅威を煽り、武器を買えとは考えられるシナリオであります。アメリカの軍需産業が株価を上げているといことですが、なんとも、「あな、恐ろしや」であります。この言葉、私の祖母が時々使っていました。どんな時に使っていたかは覚えていないのですが、祖母が恐かったことって何だろうと思います。ひょっとして、祖母は政治に関心がありましたので、1950年の朝鮮戦争のことを言っていたのかもしれません。あれから、67年経ち、再び朝鮮有事となりました。今、私は祖母の当時と同じくらいの年齢だと思います。
次の67年、平和憲法は、生きているかしら?と最近の政治状況を見て、憂慮しております。
先の衆議院選挙投票日の前日、頼まれました。宣伝カーの伴走車の運転手をして欲しい。共産党からですが、憲法9条改憲反対を掲げている政党ということで、応じることにしました。車と燃料代も私持ちのボランティアでです。多分、自民党だと、日当程度は出すのではないかと思います。ここにも、政党交付金をもらっている政党とそうでない政党の差が出ていますね。
中国比例の大平前衆議院議員です。
大差で落選いたしました。
演説を聞いていると、内容は良いのですが、どこに共産党は問題があるのでしょうかね・・。