団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

日露領土問題

2018-09-14 17:20:49 | 政治

日露領土問題

2018年9月14日(金)

 1991年頃、札幌へ出張したことがあります。夜訪問先のスタッフが、すすきのへ案内してくれました。少し酔っ払っていたこともあって、店のママさんに大口を叩いたんですね。近いうちに北方領土が返還されたら、北海道は大発展しますよ、と。その頃、私は北方領土が返還されると思っていたんですね。現時点で考えるに、愚かな考えであったと思います。ロシアの覇権主義を見抜くことができなかったんですね。

 

 13日の朝日新聞です。

 ロシアのプーチン大統領が、前提条件をつけずに平和条約を結ぼうと提案しました。その席には部首相も同席していたんですよ。

 領土問題の解決なくして平和条約なんてあり得ないことは、素人の私でさえ分かります。本当は「たわけ!」と一喝するところでありますが、首脳同士ですので、上品にはやる必要がありますが、一切の反論もしなかったとは、情けないを通り越して、安倍氏は外交を担う資格無しであります。

 

 ロシアが北方領土を返還したくない気持ちを持っていることは、その覇権主義的行動(クリミアの軍事力による併合)で明らかです。平和条約を結んでしまったら、北方領土の返還の道を閉ざすことになることは火を見るよりも明らかです。

 

 じゃぁ、ロシアは何時返還するのか?それは、世界が国境を作ることが愚かだと気付いた後になると思います。イマジンの世界です。もっとも国境がなくなるので、返還というの矛盾ではありますが・・。

https://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/dd87d4a8caf2be281b259043310aefc1

 

 じゃぁ、それまで何もしないのか?それは、日本は原則を主張することです。その原則とは何か?

 

 ヤルタ会談で、スターリンが千島列島の引き渡しを要求し、米英がこれに応じたんですね。この不公正を正すよう主張し続けることこそ、真の領土問題の解決になると思います。