最も汚い手
2019年6月6日(木)
「最も汚い手」というのは、嘘ごまかし私物化独裁の安倍政権が、衆議院の解散をこの手口で行うだろうということです。
もっとも、安倍氏の名誉のために行っておきますが、handが汚れていると言っているのではありません。握手しても支障ありません。(笑)
解散風が吹いていると言われていますが、マスコミの報道等を見ますと、五分五分程度の予想が多いようです。これ、安倍氏にとっては、計算通りとほくそ笑んでいると思います。どちらにでも、もっていけるからです。
解散は、「総理の専権事項」とは、自民党の皆さんがおっしゃっていることですが、事実ではありません。閣議決定なんです。真に真実に忠実なお方なら、自民党の党首ですので、自党の皆さんが世間を惑わすような嘘を言ったら、訂正するでしょう。安倍氏は、これもほくそ笑んでいるのです。何故なら万能感に浸っているからです。一部マスコミも平気で「専権事項」と言っていますが、これ、マスゴミと言われる所以であります。
およそ、民主国家でそのトップであれば、民意を尊重するものでありますが、安倍氏は、民意を自己に都合よく操ろうとしています。天皇の代替わりの異常なキャンペーンを見れば分かります。元号が代わって何か新しい時代になるかのようなキャンペーンも、国民を浮かした気分にし、都合の悪いことから、目をそむかせる狙いです。
国会では、予算委員会が開かれていません。TV報道で首相が追い詰められている場面をみると支持率が下がるということを痛いほど学習しているからです。
解散するか否かは、最終ギリギリで判断するものと思います。勿論、選挙に有利となると、間違いなく打ってでます。
国民民主党になった小沢一郎氏が、「改憲を大義に解散する可能性がある」とTVで言っていました。流石超ベテラン一時政権を自在に操っていた剛腕政治家の鋭い嗅覚と思います。
安倍氏が、どんな汚い手口で解散を行うか、私の嗅覚では、先に書いた程度しか分からないのです。水面下、多くの国民が想像できないようなことまでやっておりますですな。(怖)
一方、解散が行われたら、受けて立つ側の野党でありますが、腰が引けているのが気になります。平素、安倍政権打倒と言っていながら、気概を感じられません。
極論でありますが、ここは、小沢一郎氏に選挙対策の大分を任せたらどうかと思います。野党の大義は、安倍政権の打倒です。小異は横に置いときましょう。