桜を見る会「名簿廃棄?」
2019年11月15日(金)
「桜を見る会」と称する安倍首相による行政私物化イヴェントについて、政府は慌てて来年度の中止を決定しました。
こりゃ、追及が厳しくなり、都合が悪いとみて、火消しのために行った訳でありますな。
15日の朝日新聞です。
内閣官房幹部は推薦名簿について「すべて保存すれば、個人情報を含んだ膨大な量の文書を適切に保管する必要が生じる」と説明。「遅滞なく廃棄している」とあります。
「廃棄」とは、こりゃ大嘘でありますな。「廃棄」の理由として「個人情報を含んだ膨大な量の文書を適切に保管する必要が生じる」と言っています。
文書保存の基準に、「個人情報」なら遅滞なく廃棄とか、「膨大な量」なら遅滞なく廃棄ということは、有りません。あくまで、保存が必要なか否かです。必要か否かで言えば、毎年恒例行事ですから、次年度の参考とするため少なくとも1年保存は必要になるということになります。
ある識者がTVで、「よほど都合の悪い人達が名簿の中にあるのだろう」と言っていました。これが隠蔽している本質であります。
この安倍首相による行政私物化イヴェントについては、これもTV報道でありますが、更に疑惑が出ておりますです。安倍夫人枠というのがあるんだそうであります。例の森友で口利きをしたご夫人でありますな。この方、安倍氏と同様に私物化がお好きお得意であるようであります。そういえば、「秘書」として役人を使っておりましたですな。公金詐取と同じようなものであります。
安倍氏は、「私は、(参加者の)取りまとめに係わっていない」と国会で明言いたしました。ところが、安倍事務所が係わっていたのでありますな。安倍氏は「私は」の「私」は事務所が入らないことは明らかであります、と答弁いたすんでしょうな。(嗤)
もはや、総理大臣としての「資格」があるどころじゃなくて「失格」であります。