日本食
2013年9月24日(火)
最近、私の姉のクラス会があり、姉が同級生から聞いたという話です。
広島では3本の指に入る有名なホテルで40年以上シェフをしていたという方の話です。
その方が言うには、「料理は、人間性だ。」と言うのです。後輩を育てる立場になり、教えてモノになるか否かはその弟子の人間性にかかっているとか・・。
私も40年職場で働いてきて、随分といろんな人を見てきましたが、確かに最後は人間性つまりは「人格」だと思いました。
立場上部下を持つようになり、大成しそうな人には、「人格を磨くように。」と助言しました。偉そうなことを言ってますが、底が見え透いています。どのようにすれば、人格を磨くことができるか、具体的なアドヴァイスができないのです。それはそうです。私が人格者ではないのですから、知る訳がありません。苦し紛れに、「寝ても覚めても、人格とは何かを考えることだ。」と言いました。このようにアドヴァイスしたのは、一人だけでした。
話は変わります。
日本貿易振興機構(ジェトロ)の海外消費者調査によると、「好きな外国料理」の一位が日本料理で、83.8%。二位以下は、中国料理(65%)、イタリア料理(59.5%)、タイ料理(41.8%)、韓国料理(39.4%)となっています。
好きな日本料理の上位は、すし、刺身、焼き鳥、天ぷらが並び、国や地域を問わず好評でした。
・調査は、2012年12月、7カ国・地域を対象に行われ、2,800人から回答がありました。
先の話からすると、日本人には人格者が多いのかしら・・・?
今、日中関係、日韓関係がギスギスしています。日本は、「日本食」を教訓に、人格的対応をするのが一番良い解決方法ではないのかしら・・。
とある店で見つけた言葉。
「『食』 の字を分解すると、『人』に『良』になります。」
ベートーヴェンが、お手伝いさんに玉子をぶつけたなんて話を聞くと、確かにベートーヴェンの音楽とどう一致するのか理解に苦しみますね。
まぁ、ベートーヴェンは、私には人智の及ばない存在ですから・・。