団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

FMエァーチェック(51→100)

2009-09-08 06:13:02 | 音楽

                          FMエァーチェック(51→100)

                                                         2009年9月8日(火)

 2009年6月10日「FMエアーチェック1→50」(http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/88b6459f5b404a5e99b7d3380f973334)の続きである。


・フランソワ シューマン子供の情景、リスト ハンガリー狂詩曲、アリャビエフ うぐいす 1969
・安川 ルセール 組曲、ドビュッシー 月の光、雨の庭 1970オンエア
・ハイティンク バルトーク 管弦楽のための協奏曲、グリンカ ルスラントとリュドミラ序曲、ブラームス 1番 1969
・ロジェストベンスキー ホルスト 惑星 1981
・マタチッチ ウイーン交響楽団 ブルックナー 3番 1982.6.9 ウィーン楽友協会
・岩城、N響 バーンスタイン ウエストサイド物語 1969オンエア
・パイヤール、パイヤール室内管弦楽団 リュリの無名の弟子 フランス組曲、ルクレール バイオリン協奏曲、ドビュッシー 古代のエピグラフから、モーツアルト アイネクライネナハトムジーク 1970
・ビルトォージディローマ合奏団 ビバルディ オーボエ協奏曲、調和の霊感から、田園風協奏曲、「四季」から春と夏 1970
・ケンプ、森、N響 ベートーベン 4番、12のコントラダンスから 1970
・ギレリス、セル。ウイーンフィル ベートーベン 3番 1969
・オイストラッフ、森、日本フィル ベートーベン バイオリン協奏曲、レーガー 前奏曲 1969
・ショルティ、ウイーンフィル ベートーベン 7番 1969
・岩城、N響 バッハ 二つのバイオリンのための協奏曲、モーツアルト 35番 1970
・ペータース、N響 レズニチェック 歌劇「ドンナディアナ」序曲 1971
・館野、尾高、N響 モーツアルト交響曲25番、プロコフィエフ ピアノ協奏曲3番 1971オンエア
・ハンガリーSQ バルトーク 5番、ベートーベン 4・2番 1969オンエア
・プラハSQ ベートーベン 1番から3楽章 1969オンエア
・小沢、パリ管弦楽団 ベルリオーズ 死者のためのミサ曲 1969
・ベーム、ウイーンフィル、ルートヴィッヒ、アダム Rシュトラウス ばらの騎士 1969
・フルニエ、フォンダ ベートーベン マカベウスのユダの主題による変奏曲、ソナタ5番、魔笛による12の変奏曲 1969
・スミス ベートーベン/リスト編曲 交響曲5番 1970オンエア
・カラヤン、ベルリンフィル ハイドン 104番 1975
・フェレンチク、ハンガリー国立交響楽団 バルトーク ガランタ舞曲 1979
・ロジェストベンスキー、ベルリンフィル シマノフスキー 3番、ワーグナー ジークフリートの牧歌 1970
・ロストロポービッチ、ボリショイ歌劇場管弦楽団 チャイコフスキー エウゲニーオネーギン 1970
・リヒター、ミュンヘンバッハ管弦楽団・合唱団 バッハ ミサ曲ロ短調 1969
・カラヤン、ウイーンフィル ハイドン 天地創造 1977
・シュワルツコップ シューベルト 草原の歌、ズライカ、ズライカ第2の歌、ミューズの子、シューマン ズライカの歌、くるみの木、トランプ占いの女、ウォルフ エオールスのたて琴に、つきることのない愛、眠れぬものの太陽、ジプシーの少女、ハイゼの詩によるイタリア歌曲から 1970
・ロビツキ、ワルシャワフィル ベートーベン 5番、モニューシコ マズルカ 1970
・カルデルリ、ハンガリー国立交響楽団 コダーイ ミサブレビス 1969
・ケンプ、森、N響 ベートーベン 1・2番、騎士バレーのための音楽から 1970
・スミス ベートーベン/リスト編曲 交響曲7番 1970オンエア
・デムス ベートーベン 31番、エリーゼのために(ベートーベンが実際に使っていたピアノ)1970オンエア(DISC)
・メロスSQ ベートーベン 16番 1970オンエア
・ズッカーマン、フランソ ベートーベン バイオリンソナタ 10番 1970オンエア
・フルニエ、フォンダ ベートーベン 3番、ブラームス 2番 1969
・ボード、パリ管弦楽団 ラベル ダフニスとクロエ組曲2番、ラモー 歌劇プタテー1幕から終曲、ビゼー アルルの女組曲2番からファランドール 1970
・ボード、パリ管弦楽団 フランク 交響曲ニ短調 1970
・ワイセンベルク、プレートル、パリ管弦楽団 ドボルザーク 交響曲9番、チャイコフスキー ピアノ協奏曲1番 1970
・ディスカウ、ワイセンボルン シューベルト 美しい水車屋の娘 1970
・森、東京フィル、二期会合唱団 1971新春オペラコンサート 1971
・ケンプ、N響 ベートーベン ピアノ協奏曲3番、11のウイーン舞曲、ピアノ協奏曲5番 1970
・セル、クリブランド ウエーバー 歌劇オベロン序曲、モーツアルト 交響曲40番、シベリウス 交響曲2番 1970
・サワリッシュ、N響 ベートーベン 1から9番、序曲コリオラン、フィディオ序曲、レオノーレ序曲1番、エグモント序曲、序曲レオノーレ3番、荘厳ミサ曲 1970
・カラヤン、ベルリンフィル ベートーベン 6番、1番、4番、7番、序曲コリオラン 1970
・ペータース、N響 ベートーベン フィディオ序曲 1971
・シュライヤー、ウェルベ ベートーベン はるかな恋人に 1970
・ブレンデル ベートーベン 6つのバガテル 1970
・ベーム、ベルリンフィル ベートーベン 6番 1971
・リリング、南ドイツ放送交響楽団 ベートーベン ミサ曲 1970
・ベーム、ウイーンフィル ベートーベン 7番4楽章 1970
・ギレリス、ベーム、チェコフィル ベートーベン 5番 1971
・ペータース、N響 ベートーベン プロメテウスの創造物序曲 1971
・マズア、ライプチッヒゲバントハウス管弦楽団 ベートーベン エグモント序曲 1971
・シフラ リスト バラード2番、ショパン 3つの円舞曲、ショパン 華麗な変奏曲、リスト 即興円舞曲、ハンガリー狂詩曲2番 1980
・マイヤホーファー、海野、森、N響 バッハ バイオリンとオーボエのための協奏曲、チマローザ オーボエ協奏曲 1970オンエア
・岩城、N響 モーツアルト 歌劇にせの花作り女序曲 1970オンエア
・森、N響 バッハ/ストコフスキー編曲 トッカータとフーガニ短調、パッサカリアハ短調 1970オンエア
・岩城、N響 ブラームス ハンガリー舞曲5番 1970オンエア
・フォレスター、パウルデッカー、モントリオール交響楽団 マーラー なき子をしのぶ歌、Rシュトラウス 英雄の生涯 1970
・岩城、N響 ウェーバー 魔弾の射手序曲 1970
・アバド、ハンガリー国立交響楽団 マーラー 復活 1969
・ノイマン、チェコフィル スメタナ わが祖国 1971
・ヤンソンス、レニングラードフィル ショスタコービッチ 5番、チャイコフスキー 5番 1970


 リヒター、ミュンヘンバッハのミサ曲ロ短調は、良く聞いた。神の領域の曲と思う。妻が誤って決してしてはならないことをしてしまった、冒頭部分数秒消してしまったのだ。「決して、消してはいけない」と言っていたのに。ただ、私の頭の中にはある。

 セル、クリーブランドのシベリウス2番は、名演だと思う。数十年後にSDオーディオでも売り出され、購入した。それとの比較で、FMの音も結構良いじゃないかと思った。

 1970年はベートーベン生誕200年ということで、交響曲、協奏曲、序曲等の全曲が放送された。気合を入れて録音した。再放送が何度かあったので、長時間演奏の曲は、日にちを変えてテープのA及びB面に19cm/secで録音することができた。
 ただ、バイオリン協奏曲の録音がない。演奏はされた筈と思うのだが・・。

 

・2009年10月11日「FMエアーチェック101→150」(http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/57db243208766b0fc900f250dd90869a)へ続く。

 

 



329PV,165IP

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最高裁判所裁判官国民審査

2009-09-06 09:27:29 | 社会
             最高裁判所裁判官国民審査

                            2009年9月6日(日)

 最高裁判所裁判官国民審査で面白いことを発見した。
 ただし、これは、私がかってに行った「補正」の結果で、である。

 次のように「補正」した。
1 涌井氏と那須氏については、衆院選の「1票の格差」を巡る07年の最高裁判決で合憲とする意見を出した。
2 多分このことによる影響と思われるが、罷免率は涌井氏が7.73%でトップ、那須氏が7.45%で2位となった。
3 涌井氏と那須氏について、仮にこの影響がなかったとしての罷免数(「影響がなかった罷免数」)を推計した。
 まず、涌井氏と那須氏を除いた裁判官の罷免数の平均(A)と、涌井氏と那須氏の罷免数の平均(B)を出した。
 そして、涌井氏の「影響がなかった罷免数」=(涌井氏の罷免数)-(B-A)と推計した。(那須氏も同様)

 写真は、この「補正」の結果による罷免数をグラフにしたものである。
名簿搭載順(左→右)に「×」票が多いということである。しかも、見事にほぼ等差級数的になっている。
これは、果たして偶然だろうか?


 国民審査については、「形骸化」が指摘されている。実際、ほとんどの国民は判断せずに(できずに)、白紙で投票しているのではなかろうか。つまり、本来「棄権」となるはずが「信認」になっているのだ。
 投票方法を改め、信認は「○」、罷免は「×」にし、他は白票扱いにすべきだ。

 情報不足による判断材料が少ないということも大きい。
 マスコミが、せめて裁判員制度並みの報道をしていたら、結果は違っていたと思うのだが・・。(涌井氏と那須氏は「×」がはるかに多くなっていたと思う。)




363PV,132IP


                           2009年8月30日(日)

 私には、今回の選挙で楽しみなことがある。それは、最高裁判所裁判官国民審査の結果がどのように出るかということである。

 私はこれまで、最高裁判所裁判官の国民審査は全て「×」をしていた。自らを「反体制側」の人間と規定し、体制の権化である最高裁を否定するのは当然と思っていたからである。(単純バカ)

 しかし、世の中そんな単純なものではない。

 今回は、審査公報や新聞記事を参考として、自らの考えと比較し、「×」を付けるか付けないかを、十分検討した。

 思いがけないことに、最高裁の裁判官にも、私の考えに近い人がいた。田原睦夫氏だ。
 
 審査公報には、この人が関与した主要な裁判が5例出ていたが、その内3例は少数意見だ。つまり、最高裁の裁判官ではマイナーな存在ということである。
 私も世の中では、マイナーな方だと思っているので、やはりそれが裏付けられたという思いがした。

 それはともかく、私が「×」をしたのは、竹内行夫、涌井紀夫、那須弘平、近藤崇晴の4氏だ。このうち、涌井氏と那須氏は、2007年最高裁判決で、「一票の不平等」を合憲としており、論外と思った。

 関与した裁判例が少なく、判断が困難な人については、「×」を付けるわけにはいかず、結果的に「信任」になった。投票方法を改めて、棄権(例えば△を記す)ようにすべきだろう。
 いや、「×」を付けないのは信任と見なすのではなく、信任は「○」を付けるようにすべきだろう。

 さて、私と同じマイナーな存在の田原氏の不信任の率が高いか低くでるか、非常に楽しみである。
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白竜湖リゾートセンターで昼食

2009-09-05 08:57:07 | 食べること
            白竜湖リゾートセンターで昼食

                           2009年8月31日(月)

 白竜湖は、1969年に建設された椋梨ダムによってできた人造湖で、この地に伝わる白竜伝説より「白竜湖」と名づけられたということだ。

 「湖岸沿いには桜やカエデが植樹され、スポーツ村公園や野鳥の森公園などが整備され、スポーツや水遊び、バードウォッチングが楽しめます。」

 近くに、ゴルフ場、観光農園等の観光スポットが結構あり、ちょっとした、リゾート地域という感じだ。

 白竜湖リゾートセンターには、20年位前に、一度泊まったことがある。

 今回は、白竜湖リゾートセンター内のレストラン「白竜湖」で昼食を食べた。


2009年8月29日、広島県三原市大和町「白竜湖リゾートセンター」。








 店内に白竜の置物。


 店内から湖が見える。


 彩り弁当、1,150円也。率直に言って、米を代えた方が良い。


 海から近くではないが、物流と冷蔵技術の進歩で、刺身も新鮮。


 和光庵。




431PV,157IP

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さち

2009-09-04 07:08:06 | 食べること
                   さち

                           2009年8月23日(日)

 とんかつ料理「さち」、広島市中区堺町。8月22日。

 この店は、オーナーのこだわりや、工夫を感じる。






 店内は、清潔で明るい。明るい店が私は好きだ。


 アルコールは残念ながら、車なので飲めない。




 ロース・梅しそ巻きミックス定食、1380円が1280円に値引き。
 大根おろしに特製ダレをひたして食べる。ソース味ではなく、醤油味だ。
 ころもにこだわりがあり、パリパリとした固さがある。自信があるのだろう、「キャベツと一緒に召し上がっていただくことを是非、お薦めします。」とある。
 肉は、「幻霜ポーク」という。「筋織維が細く、無駄な脂肪が少なく、柔らかい舌ざわりに、上質な脂肪の香りがとけあい、まろやかな風味を醸しだします。」との謳い文句だ。
 なるほど、脂肪は少ないと感じた。
 味付けは、中庸を心得たというべきか。

 1280円は、率直に言って安いとは思わないが、ご飯とキャベツはお代わり自由だ。そして、コーヒーは無料。コーヒー好きの妻は無料を確かめ、飲む。
 そういったことを考慮すると、「安い」。

 昼のラストオーダーは14:30。14:32頃来客があった。丁重に断っていた。これもこだわりか?
 もったいないと思った。


393PV,176IP

 
 

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総選挙 2009

2009-09-03 06:28:37 | 政治
                総選挙 2009

                            2009年9月3日(木)

 今回の選挙、民主党が圧勝したと言っているが、それは選挙制度が民意を正しく反映していないためであり、民意が民主党に圧倒的多数を与えたのでは、決してない。

 次は、党派別の比例区の得票率、そして獲得議席数等である。
 「獲得議席数」は、選挙区及び比例区で獲得したものである。「推定議席数」は、全480議席に今回の比例区の得票率を乗じたものである。

     今回  前回   増減 (獲得議席数)(推定議席数) (差)
・民主党 42.4% 31.0%  11.4  308     203    105
・自民党 26.7% 38.2% ▼11.5  119    128   ▼  9
・公明党 11.4% 13.3% ▼ 1.9   21     55   ▼ 34
・共産党  7.0%  7.3%   ▼ 0.3    9     34   ▼ 25
・社民党  4.2%   5.5%   ▼ 1.3   7     20   ▼ 13
・その他  8.3%  4.7%  ▼ 3.6   16     40   ▼ 24

 民意がより反映されるのは、小選挙区ではなく比例区であるため、全480議席に比例区の得票率を乗じて、(民意を正確に反映すると思われる)「推定議席数」として試算した。
 そうすると、民主党は203議席になる。実際の獲得議席数308との差105議席は、言って見れば「バブル」である。
 自民党はほぼ同じだが、公明党、共産党、社民党の推定議席数は獲得議席数の2.6倍~3.8倍にもなる。小選挙区制度がいかに少数意見を切捨てているかというのが良く分かる。

 私は、民主党の議席を「バブル」と言ったが、物理現象と同じく、バブルはいずれ弾ける。
 いや、物理現象だからではなく、民意を反映していない架空の議席だからだ。小泉郵政解散で獲得した300議席もバブルで、結局は弾けた。歴史は繰返す。

 民主党はこれから、いろんな政治局面で、大きく揺れ動くと思われる。連立政権協議、人事、ソマリア沖自衛隊派遣、憲法改正問題、非核3原則、沖縄の基地の問題、日米安保条約、アメリカとのFTA、等々。
 決定的なのは、財源問題。そして弾ける。


                           2009年8月27日(木)

 世論調査では、民主党の公約である、子ども手当は55%、高速道路の無料化は67%が「評価せず」と答えている。また、財源に不安を感じていると答えているのが83%もある。

 今日の朝日新聞の選挙情勢分析で、民主党は300議席超と予想されているのに、この乖離は一体何なのか?(いずれ、民主党バブルと言われるようになるだろう。)
 「評価せず」そして「不安」なのに、民主党を圧倒的に選択するとは。

 私は、民主党よ驕るなかれ、と言いたい。
 民主党は、予算の組替え、無駄遣いの排除で、15兆円浮くと主張している。主張だけならまだ良いが、それを財源として子ども手当等の政策を訴えているのだ。
 仮に、予定通りの財源が出なかったとしたら、詐欺的公約とも言うべきもので、一体この党はどう責任を取るつもりなのか。「議員全員が政界を引退する」という言明がない限り、この党を信任する訳にはいかない。

 公明党は、その党名でも分かるように、本質的には主義主張のない党だ。権力の甘い蜜を吸うために、自民党にスリスリしていただけだ。
 権力の座に復活するため、民主党の分裂を狙い、揺さぶり攻撃に重点を置くのか?
 それにしても、権力の座にない公明党は、「哀れ」に感じる。

 社民党の今回の選挙の特徴は、民主党との選挙協力である。民主党の「風」に乗って、小選挙区でも数人の当選者が出そうだが、候補者が自党の党名ではなく「民主党」と絶叫しているのは、どうしてなのか。他党の名前を騙ってでも当選したいのか。党名は「社民主党」が相応しいのではないのか。

 選挙公報を読むと、軍事費を削減すると書いているのは、共産党だけだ。
 いまや、オバマ政権ですら、今後10年間で軍事費を140兆円削減すると言っている。
 私は、無駄の最たるものが軍事費であると考えており、この軍事費を削ることに賛成である。
 しかし、この党の支持は拡がらない。原理主義的な政党は日本の風土には馴染まないのだろうか。


                           2009年8月22日(土)

 8月30日投票の総選挙の関心は、専ら、民主党が300議席を獲得するかどうかに移ってしまった。
 この国の国民は、ワンフレーズで踊るのか? 2005年は、「郵政民営化」。そして今回は、「政権交代」。

 いや、これまでの自公政権が、あまりに酷過ぎたということだろう。つい20年程前までは一億総中流と言っていたのが、年収200万以下が1,000万人を超えるとは!

 国民が、一縷の望みを抱いて、政権交代に賭けたとしても、誰も責めることはできないだろう。

 しかし、政権に付くであろう民主党も、財源問題で行き詰って終うのが目に見えている。以前、無駄を省くと20兆円の財源が浮くと言っていたのが、最近15兆円にトーンダウンした。しかし、いくら官僚が無駄遣いをしているからといって、15兆円の財源を出せるとは到底考えられない。

 4年間消費税を上げないということは、4年後には上げるということだ。消費税は福祉目的税にするとかなんとか言って、国民に目くらましをかけるのは、お手のものだろう。
 「福祉」のためといいながら、一番福祉を必要としている低所得者に一番「酷」な消費税をぶっかけるというのは、論理矛盾だろう。

 非常に分かり易い例を考えてみよう。
 食べるのにやっとの低所得者、例えば年収200万円の者は、生活するために200万円全てを消費する必要がある。消費税10%で約19万2千円。(192を逆から読むと「消費税」ニクイとなる。)

 年収1億円の大金持ちは、仮に消費を1,000万円すると、消費税100万円。残りの8,900万円は投資に回し、(少なく見積もって)年率1%の配当を受けたとする。89万円。当然源泉分離課税を選択するだろうから、1割引いて、実質の手取りは80万1千円。先の消費税100万円に配当80万1千円を充当すると、実質消費税の負担は19万9千円。
 年収200万円の者と、年収1億円で1,000万円消費する者の消費税の負担が同じで良いのか!

 税というのは、応能負担が原則ではないのか。


 また、民主党は、官僚攻撃をして、国民受けを狙っているようだが、官僚は使いこなすものであって、「敵」ではない。行政府の長は政治家だということを忘れてはいけない。これまでは、政治家が官僚のコントロールができていなかったというだけだ。官僚を「敵視」するような民主党に、官僚を使いこなすだけの器量があるのか?


(2009年8月23日、追記)
 23日の朝日新聞の記事。
 自民党の小泉元首相は22日、・・自民党候補の集会で、・・演説した。
 「自分もワンフレーズとマスコミに言われたが、ワンフレーズは強い。今回のワンフレーズは『政権交代』と指摘した。
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NUMMI

2009-09-02 06:29:40 | 
                NUMMI

                            2009年7月2日(木)

 トヨタとGMとの合弁会社「NUMMI(ヌーミー)」(カリフォルニア州)からGMが手を引くことになり、トヨタの対応が注目されている。

 NUMMIは、日米自動車貿易摩擦が加熱していた1980年代に米国への本格的進出を目指すトヨタと日本車メーカーの生産ノウハウなどを蓄積したいGMが提携して設立された。生産能力は40万台以上。

 「対応」とは、トヨタがGMの株を買取り単独で事業を継続するか、又はトヨタも撤退するかである。

 トヨタは現在世界で350万台(300万台に修正します。2009.8.6)の設備過剰を抱えており、撤退したいのはやまやまだろう。しかも、この工場は数年前に黒字になったばかりで、トヨタとしてはあまり儲かる工場ではない。(カルロス・ゴーン日産なら、奇禍として直ぐに撤退するだろう。)

 しかし、豊田章男新社長体制でのトヨタは、撤退しないのではないかと思う。
 豊田章男新社長は、膨大な設備過剰の状況でも工場閉鎖はしないと言っており、トヨタは従業員の雇用を大切にする会社だ。平気でリストラするカルロス・ゴーン日産とは企業理念が大きく異なる。

 戦後すぐトヨタは、経営が苦しい時、従業員のクビを切った。そのことの見返りに銀行から融資を受けることで生延び、今日のトヨタがある。その教訓からトヨタは、全従業員の退職金を何時でも出せるよう用意している。仮に雇用ができなくなっても最後の最後まで責任を果たそうという企業理念だ。

 カリフォルニア州と言えば、全米でもっとも排気ガス規制の厳しい土地柄だ。ハイブリッド車生産が、この問題のカギを握ることになるのではなかろうか。

 (一部ネットを参照した。)


(2009年8月6日、追記)

 ネットの「産経ニュース」によると、次の通りである。

 トヨタ自動車は10日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と折半出資する合弁工場の「ニュー・ユナイテッド・モーター・マニュファクチャリング」(NUMMI、米カリフォルニア州)について、清算する方向で検討すると表明した。

 米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)適用を受けて経営再建中の米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が先月29日に、撤退を発表。トヨタは、GMの保有株を引き取り、単独で事業を継続するか、清算するか検討していた。GMの車種を生産できなくなるため、採算が合わず、清算もやむを得ないとの判断したもようだ。

 NUMMIは1983年に設立で合意。日本車輸出拡大による貿易摩擦が高まる中、生産ノウハウを習得したいGMと、日米経済協力のモデルにしたいトヨタの思惑が一致した。


 「清算もやむを得ないと判断したもようだ。」ということであるが、私は、そう単純に決着しないと思う。
 GMの再生は、オバマ政権にとって重要な課題である。トヨタは誰であれ、支援を求められた場合嫌とは言わない企業風土から、アメリカからGM再生への支援を求められると、何らかの支援をすることになると思う。

 NUMMIを活用して、ハイブリッド車をGMへOEM供給するというのは、あまりに楽観的な絵空事だろうか・・。


(2009年9月2日、追記)

 8月29日付けの朝日新聞によると、トヨタ自動車と米GMとの合弁工場の生産終了が、正式に決まった。

 トヨタの説明によると、「NUMMIの立地では採算が厳しく、GMが抜ければ事業は成り立たない。」ということである。
 トヨタといえども、いやトヨタだからこそというべきか、資本の論理が優先された。

 問題は4,700人の従業員の処遇だ。ネットでの情報によると、トヨタ自動車は労働者の希望に応じて他の工場への配属を提案している、ということだが、近くにトヨタの工場はなく、配属を希望する人はほとんどいないだろう。

 ということは、後は政府が社会保障で面倒を見るということになる。
 つまり、企業が資本の論理を優先すればするほど、大きな政府にならざるを得なくなるということだ。
 これは、小さな政府を目指す財界・企業にとっては皮肉なことだろう。


 ところで、オバマ大統領は、「小さな政府か、大きな政府かではなく、効率のよい政府であることが求められている。」という趣旨の演説を行った。これを解せば、「小さな政府か大きな政府か」という問題は決着が付いて、「効率的な大きな政府」が求められているということだろう。
 

 なお、「生産打ち切り発表の直前まで、プリウスの製造ライン割り当ての希望があったが、かなわなかった。」とネットで報じられている。
 私も、ハイブリッド車生産をするのが正解ではなかったかと思っている。


 

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はまもと

2009-09-01 17:24:44 | 食べること
                  はまもと

                           2009年8月30日(日)

 先輩の説明は、「魚屋さんの店」、「美味い」、「安い」、しかし「きたない」というものだった。
 「魚屋さんの店」ということで、是非行きたくなった。
 店がきたなくても、食べるものが衛生的なら、なんら構わない。

 間口半間くらいの狭い路地のような所を入る。たしかに、まぁ、綺麗とはいえない。店内も雑然としており、写真掲載は見合わせた。


 魚屋さんだけあって、魚の素材は良いようだ。しかし、盛り付けとかの見てくれを気にする人は行かない方が良い。いや、是非経験をしたら良い。

 60歳くらいのマスターが、よく話に付き合ってくれる。こんな店なら一人で行っても退屈しない。
 時節柄、選挙の話になり、皆どうしても自民党の批判になる。自民党が負けるはずだ。

 料金は、二人で6千円。ビール2杯、日本酒6合飲んだから、極めてリーズナブル。
 生ビール、焼酎、お酒、各350円だから、飲党の店だ。
 また、行きたくなった。

2009年8月24日、広島市中区「はまもと」。





 惣菜がカウンターに並べられている。勿論、注文すれば他の物も作ってくれる。


 まず注文したのが、なすと野菜と鶏肉の煮込み。味が濃くないのが良い。


 先輩は、アジの刺身を注文。


 私は、秋刀魚の刺身を注文。あぶらがのっていて、今回は、アジより秋刀魚の方が味が良し。
 一尾でこんなにも刺身が作れるの? というくらいボリュームがある。他の店の2人前は十分ある。



 牛筋煮込。注文は以上。


 メニューが所狭しと貼ってある。何でもありだ。
 

 日本酒は、昔ながらの方法で燗をしてくれる。こだわりがあるのは良いが、このやかんは、もう寿命では・・。
コメント
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