中学校の先生になり、しかも吹奏楽部顧問になったOBのたくや君に指揮レッスンの紹介をしたら、さっそく見学にでかけ、そのまま入会するという。
紹介したかいがあるというものだ。
腰や肩がどうしてもまわらなくなった時、みずほ台のゴッドハンドのもとに出かけ、一瞬にしてバランスを整えてもらうことが年に何回かある。
腰がいたいと言ってる先生に紹介すると、「どこどこ」と言ってすぐに行く方と、「行けたら行くね」と言う方とがいらっしゃる。
この本おもしろいよと話したときに、「うそ、何」と言って帰りにすぐ買ってしかも読む人と、「いつか貸して」と言っててすぐに忘れる人とがいる。
人ってどっちかだ。
自分は、たとえばいつも読んでるブログでおもしろいとか書いてあったら、すぐアマゾンで注文してしまうので、はっきり言って本代どうにかなりませんかという厳しい忠告を受ける場合も多い。
今年みたベストのお芝居である「千年女優」は、週刊SPAの紹介文を読んだ直後に電話をかけていた。
すぐやる人が成功者だ、なんて言うつもりはないし、期待してたほどでなかったり、相性があわなかったりすることもあるけど、深く考えずに動いて、話して、注文して、出かけて、そこで出会ったものには、実にかけがえのないものが多いなと今あらためて思う。サンクス、おっちょこちょいの俺。