水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

上達の条件

2019年02月16日 | 学年だよりなど

  学年だより「上達の条件」


 スキー実習おつかれさまでした。悪天候の中、よく頑張りました。
 けがや病気をせず元気に帰れたことが何よりです。目標達成の土台となる身体と精神を持っていることが明らかになったので、これからはそれを有効に使っていきましょう。
 残念ながら、今回参加できなかった人は来年を楽しみに。
 物事の上達への一番の近道は「プロに習う」ことだ。
 先輩とか、経験のある友人とか、その道を先に歩いている人に習うことももちろん効果があるが、我流におちいる危険性がある。
 プロは、プロとして生きていくために、アマチュアが想像もできない時間をかけて、その道に取り組んできた。
 たとえば、スキーのレッスンを、今回のような班ではなく個人で受けるとすると、2時間で1万円ぐらいかかる。楽器や歌のレッスンも、先生によって差が大きい分野ではあるが、趣味のレベルなら30分で3~4千円ぐらい、音大受験レベルだと1回1.5~2万円かかる。
 ビジネスマンが、仕事上のコンサルティングを受けるとなると、30分5万円という世界もある。
 みなさんの感覚からは、高いと感じるかもしれない。
 しかし、レッスン料金というのは、その30分とか1時間ではなく、その講師が積み重ねてきた何十年分かへの対価だから、実はものすごく良心的な設定だと言える。
 何十年分の時間と労力とをかけて得られた知見や技を、つまりお金に換算するならとんでもない額に相当するものを、わずかなお金で手に入れることができるからだ。
 ただし、その価値をどの程度深く感じられるかは、習う側のレベルに左右される。
 何でもないようなプロの一言の重さを感じるためには、習う側も一定のレベルに達していなければならない。
 たんに習う側の技術レベルという問題ではなく、そのことに対する姿勢のありかたの問題も大きいだろう。
 「どうすればもっとうまくなれるのか」「ここはどうすればいいいのか」という強い疑問を持ってレッスンに望んだときには、必ず適切なアドバイスをもらえる。
 プロは同じ道のりを苦労して克服し、さらにその体験を相対化できているからだ。
 逆に受身の姿勢の場合は、得るものが少ないうえに、当事者はそのことに気づけない。
 これは何事にもあてはまる。
 物事の上達にもう一つ必要なのは「圧倒的な量をこなす」ことだ。


 ~ どうもたまに上手くいかない人がいるみたいだ。
 なぜだろう? と疑問に思って考えてみた。
 で、これなんじゃないか? と思ったことが一つだけあった。
 それは睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていないということじゃないかと。 ~


 堀江貴文氏が、「起業してほぼ確実に成功する方法」というブログ記事でこう述べる。

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