□ スイセン(Narcissus tazetta)
ヒガンバナ科スイセン属の耐寒性多年草
◇ 二十四節気の清明を過ぎて、今週からは春の陽気が戻ってきそうです。
霞がかった青空に、雲雀が羽ばたきながらひっきりなしにさえずってました。
折りしも散り初めた桜の樹の下は、ピンクの絨毯が敷き詰められています。
春の中でも季節は移ろい、人の心にいくばくかの愛惜の情を残すのです。
□ カップ咲き水仙「ヨハン・シュトラウス」(鉢植え)
◇ これから晩春に向かうという頃になって、庭の水仙が見頃を迎えました。
「見頃」とはおおげさですが、ここにも「わが世の春」が、そんな意味です。
ひところ、取り付かれたように水仙を植えたことがあります。
通勤バスの窓の外、暖かくなる頃の水仙の群生は、清々しく感じたから…。
□ 香り豊かな水仙、シックな佇まいの水仙、雪のような鳥のような…。
水仙の魅力って、たとえば、この様な感じだと思います。
◇ 濃い緑の葉がなだらかな曲線を重ね、白に黄色のアクセントの花がすっと…。
冬の冷たさと春の暖かさを兼ね備え、穏やかでも確かな春の到来を感じる花。
うちの狭い庭でも、水仙の花は「大地」に根ざしているような感すらあります。
「水仙」の漢字は「水」と「山」の間に「人」古来水辺に佇む花だったのでしょうか。
□ スイセン「クム・ラウデ」(Cum Laude)
□ スイセン「トレポロ」(Trepolo)
◇ ギリシア神話のナルキッソスの話に通じる心地さえ感じて、愉快な気分です。
英語の詩で知っているのは、ほんのわずかですが、誰しも高校英語習う「水仙」
その冒頭の部分が特に好きでした、そらんじて口ずさめる部分は数行だけ…。
イングランドの湖水地方、憧れの光景を一度この眼に焼き付けたいものです。
□ 私には、こういう房咲きが「水仙」
(una poedia di oggi)
The Daffodils William Wordsworth (1770 - 1850)
I wandered lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils;
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze.
Continuous as the stars that shine
and twinkle on the Milky Way,
They stretched in never-ending line
along the margin of a bay:
Ten thousand saw I at a glance,
tossing their heads in sprightly dance.
The waves beside them danced; but they
Out-did the sparkling waves in glee:
A poet could not but be gay,
in such a jocund company:
I gazed - and gazed - but little thought
what wealth the show to me had brought:
For oft, when on my couch I lie
In vacant or in pensive mood,
They flash upon that inward eye
Which is the bliss of solitude;
And then my heart with pleasure fills,
And dances with the daffodils.
明日4月7日は、その詩人ウィリアム・ワーズワースの生誕の日です。
□ スイセン「リップ・バン・ウィンクル」(カクタス咲き?)
□ スイセン「バルボコデューム」原種系でしょうか…。
水仙の「林」の中でひっそりと咲いていました。
☆☆☆ クレマチス、この頃 ☆☆☆
□ クレマチス・モンタナ系「ブロウトン・スター」
(Clematis montana 'Broughton Star')
咲くの、咲かんの、どっち!?
□ クレマチス・パテンス系「ダッチェス・オブ・エジンバラ」
(Clematis patens 'Duchess of Edinburgh')
初年度の昨年は咲かなかったので、少しドキドキです。
ヒガンバナ科スイセン属の耐寒性多年草
◇ 二十四節気の清明を過ぎて、今週からは春の陽気が戻ってきそうです。
霞がかった青空に、雲雀が羽ばたきながらひっきりなしにさえずってました。
折りしも散り初めた桜の樹の下は、ピンクの絨毯が敷き詰められています。
春の中でも季節は移ろい、人の心にいくばくかの愛惜の情を残すのです。
□ カップ咲き水仙「ヨハン・シュトラウス」(鉢植え)
◇ これから晩春に向かうという頃になって、庭の水仙が見頃を迎えました。
「見頃」とはおおげさですが、ここにも「わが世の春」が、そんな意味です。
ひところ、取り付かれたように水仙を植えたことがあります。
通勤バスの窓の外、暖かくなる頃の水仙の群生は、清々しく感じたから…。
□ 香り豊かな水仙、シックな佇まいの水仙、雪のような鳥のような…。
水仙の魅力って、たとえば、この様な感じだと思います。
◇ 濃い緑の葉がなだらかな曲線を重ね、白に黄色のアクセントの花がすっと…。
冬の冷たさと春の暖かさを兼ね備え、穏やかでも確かな春の到来を感じる花。
うちの狭い庭でも、水仙の花は「大地」に根ざしているような感すらあります。
「水仙」の漢字は「水」と「山」の間に「人」古来水辺に佇む花だったのでしょうか。
□ スイセン「クム・ラウデ」(Cum Laude)
□ スイセン「トレポロ」(Trepolo)
◇ ギリシア神話のナルキッソスの話に通じる心地さえ感じて、愉快な気分です。
英語の詩で知っているのは、ほんのわずかですが、誰しも高校英語習う「水仙」
その冒頭の部分が特に好きでした、そらんじて口ずさめる部分は数行だけ…。
イングランドの湖水地方、憧れの光景を一度この眼に焼き付けたいものです。
□ 私には、こういう房咲きが「水仙」
(una poedia di oggi)
The Daffodils William Wordsworth (1770 - 1850)
I wandered lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils;
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze.
Continuous as the stars that shine
and twinkle on the Milky Way,
They stretched in never-ending line
along the margin of a bay:
Ten thousand saw I at a glance,
tossing their heads in sprightly dance.
The waves beside them danced; but they
Out-did the sparkling waves in glee:
A poet could not but be gay,
in such a jocund company:
I gazed - and gazed - but little thought
what wealth the show to me had brought:
For oft, when on my couch I lie
In vacant or in pensive mood,
They flash upon that inward eye
Which is the bliss of solitude;
And then my heart with pleasure fills,
And dances with the daffodils.
明日4月7日は、その詩人ウィリアム・ワーズワースの生誕の日です。
□ スイセン「リップ・バン・ウィンクル」(カクタス咲き?)
□ スイセン「バルボコデューム」原種系でしょうか…。
水仙の「林」の中でひっそりと咲いていました。
☆☆☆ クレマチス、この頃 ☆☆☆
□ クレマチス・モンタナ系「ブロウトン・スター」
(Clematis montana 'Broughton Star')
咲くの、咲かんの、どっち!?
□ クレマチス・パテンス系「ダッチェス・オブ・エジンバラ」
(Clematis patens 'Duchess of Edinburgh')
初年度の昨年は咲かなかったので、少しドキドキです。