折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

チューリップ、清く、明るく…その後。

2009年04月10日 22時06分35秒 | 清明
              □ チューリップ(Tulipa) 
                ユリ科チューリップ属の耐寒性多年草
 
◇ 今週になって、霞の空も春というより初夏を思わせるような陽気(23℃)。
  当然のことながら、数日単位で庭の色が移ろいゆく感じです。
  つい先日まで緑色の蕾の状態だったチューリップの「中咲き」の開花。
  庭を彩る品種が「早咲き」からそちらに変わってきたからなのでしょう。

     

     
       □ にぎやかだった「早咲き」種もそろそろお仕舞い。

     
           □ 緑の蕾から本来の花の色へと…。

◇ ここの庭では、原種系が「早咲き」のようだとは、経験的にわかります。
  「中咲き」「遅咲き」は、同じ品種を何年も育てていないのでわかりません。
  ほとんどが鉢植えが中心、咲き始めたら玄関付近に移動させます。
  せっかくですから、ご訪問のお客様、ご通行中の方々に見てほしいのです。

     

    
       □ フリンジ咲きチューリップ「アリアカード」(オランダ)

     
    □ レモン・イエローの色も、落ち着いて明るくて好きなタイプ。

◇ 私自身が子どもの頃の記憶の中に、チューリップは一つもありません。
  私の子ども達が幼稚園児の頃、プラ鉢のチューリップを休み前に持ち帰って。
  ごく普通の真っ赤なチューリップ、かわいい、かわいい花でした。
  チューリップやコスモス、子どもと一番似合う花の光景かもしれません。

     
      □ 真っ赤なチューリップ咲き(!?)ピュアな明るさです。

◇ 季節はめぐり また夏が来て♪ まだ夏は来ませんが、ときはめぐりました。
  子ども達が小さかった頃、なぜか私とテレビの間に入って見せてくれなくて。

        さまざまなこと思ひだす桜かな     芭蕉
 
  芭蕉の句にちょっとだけ近い思いで、毎年チューリップを見ているようです。

     
     □ これは、ほとんどが昨年掘り上げたものを植え付けた鉢。

    

             

    

    

             
     □ たまたま、淡い色のチューリップばかりになってます。
       みんな、春のやわらかな光の色そのものです。
       隣り合っている花の画像、朝夕の微妙な色の違いが見て取れます。
コメント (4)
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