折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ、一番花 №43 ~ ザ・ピルグリム ~

2010年05月19日 23時39分09秒 | 立夏
                                           □ ザ・ピルグリム
                                     (The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

◇ 「最高のイングリッシュローズのひとつ」オースチン社の営業文句は百も承知でも、気になるバラのキャッチフレーズは脳裏にしっかり焼き付いていたようです。
  そんなバラの大苗が春先の園芸店で半値のセール、見たものをすぐにほしくなる私でも少しは悩んだものの(300秒程度)、結局は連れて帰りました。
  つるバラ系統(グラハム・トーマスが交配親)らしく、すくすくと直線的に伸びるばかりで蕾はなかなか見えなくて、それがいつのまにかてっぺんに蕾…開花。
  明るい純粋な黄色、レモン・イエローでしょうか、でもレモンもかなわない清々しさ、来シーズン以降のアーチに戯れる清楚なシルエットを思い浮かべています。


               
                                         2010年5月18日
                 □ 花びらの濃淡とその重なりが美しいと思います。


                      
                       □ つるバラとして育てます。


                
                      □ わずかにボタン・アイが覗きます。


                
                □ 黄色いバラを見てると、リラックスした気分になります。
 
  
 
  
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バラ、一番花 №42 ~ ヤング・リシダス ~

2010年05月19日 23時11分21秒 | 立夏
                                                         2010年5月18日 
                                            □ ヤング・リシダス
                                    (Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

◇ 庭で始めて開花を迎えるバラはいつも期待に胸ふくらむ思いですが、その期待通りに優雅なバラが優雅に花をつけたような印象です。
  2009年度のオースチン社のガイドブックの表紙を飾るバラ、私はあぁっと一目惚れ、家内もこれきれいね、昨秋の早い段階で注文したものです(≒衝動買い)。
  うちの庭ではこれまでお目にかかったことのないような花の色、ガイドブックでは深いマジェンタ・ピンクと赤のブレンドとありますが…。
  花びら一枚一枚の彩りが絵画的なタッチで、それが味わい深い花の姿を醸し出しているのでしょうか、さっそく私の心の中心部分が虜になってしまいました。


               
                                         2010年5月18日
                □ このバラは時間をかけてゆったりと咲きあがります。


               
                                         2010年5月18日
               □ 朝日の当たり具合で、花びらの色が微妙に変化します。 


                 
                                         2010年5月18日
                    □ 絵筆のタッチの名残があるような…。


               
                                         2010年5月18日
                        □ 光と花びらの濃淡と…。


               
                                         2010年5月19日
                     □ 「横顔」も優雅な様が見て取れます。


               
                                         2010年5月19日
                □ 雨の中、豊かなロゼット咲きに変化して行きました。
 
 
  
  
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バラ、一番花 №41 ~ レディ・オブ・メギンチ ~

2010年05月19日 21時56分14秒 | 立夏
                                         □ レディ・オブ・メギンチ
                                   (Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)

◇ 目を見張るような深みのあるピンク、それも赤に近いような、ご覧のとおりとしか形容できない、そんな彩りのバラが咲き始めました。
  大輪の花の姿は開花が進むに従って、まるでモダン・ローズからオールド・ローズへとさかのぼっていくような感じです。
  花も木立も悠然として豊かな姿、何もかも包み込むような大らかさ、日常生活の中で何かしら大切なことを教えられる気がします。
  栽培面でも鑑賞面でもトータルとしてバランスの優れたバラ、もっとも欠点が真っ先に浮かぶようでは、バラを愛でる資格がないと知らなければなりません。
  


                
                □ 東側、レオナルド・ダ・ヴィンチ(LCl)の北側に鉢植え。


               
                □ オレンジ・マザーズデイ(Pol)を従えているようにも…。


               
                    □ 雨に濡れてやや重たそうに見えます。


               
                □ レオナルド・ダ・ヴィンチをバックに、ソリストみたいに。


               
                        □ カップ咲きへの途上です。


               
                   □ カップ咲きからロゼット咲きへと向かいます。


               
                     □ 形のとても整ったバラだと思います。


               
                                         2010年5月18日 
                      □ 昨日の朝、とてもきれいでした。


                
                     □ 雨にもめげないでほしいバラです。
 
 
 
 


 
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バラ、一番花 №40 ~ マダム・エルンストゥ・カルヴァ ~

2010年05月19日 00時09分15秒 | 立夏
                                       □ マダム・エルンストゥ・カルヴァ
                                 (Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France)

◇ 愛らしさと優雅さと、心なしか野性味を残しながらも一方では気品すら感じる、ブルボン系オールド・ローズに共通した私の印象です。
  ブルボン系の代表品種かどうか存じませんが、魅力的な花の姿そして香しさを前にして、舞い上がりそうな気分というのもあながち誇張ではありません。
  この2年間は鉢植えで楽しみましたが、この冬にひっそりと紫陽花の咲く辺りに地植えにして、今3年目の春、一季咲きは桜と同様約2週間程度の短い春です。
  折りしも咲き始めたその額紫陽花が初夏の彩りを添えて、もうしばらくは風薫る五月の空の下で、風に吹かれて咲いていてほしいと願うのです。
  


           
                                   2010年5月17日
        □ 昨日から今日にかけて、ピンクの濃淡が微妙に変化しています。 


          
         □ 細いシュートがしなって、額紫陽花に寄りかかっています。


          
          □ 外側ほどペール・ピンクの彩り、香りのオールド・ローズ。
 
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