スイスで、男子4か国対抗戦がおこなわれます
・仏体操連盟
男子4か国対抗戦(フランス、スイス、ドイツ、英国)
14日(チューリヒ)
<フランス>
アントニオッティ、オグリアーロ、ドゥグイ、
フラスカ、ゴボー、ゾナ
欧州選手権(5月25日~29日・ベルン)直前の調整と思われます。
なじみのない名前が入っています・・・
北欧各国が参加し、アイスランドでノルディック選手権(7日~8日・レイキャビク)がおこなわれました
・ノルウェー体操連盟
<男子団体>
1. フィンランド 249.863
2. ノルウェー 247.446
3. スウェーデン 235.661
<男子個人総合>
1. スキエラハウグ(ノルウェー) 84.582
2. キルメス(フィンランド) 83.449
3. ジアチーノ(ノルウェー) 82.248
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五輪代表のスキエラハウグとキルメスが強さを見せましたトゥーハ(フィンランド)が跳馬で15.100と本領発揮したようです。女子は五輪出場を決めているラーソン(スウェーデン)、サゾノワ(アイスランド)が出場しませんでした
イタリアの女子セリエAの競技が開幕。リオ五輪団体メンバーの選考材料ともなるようです
・伊五輪チームサイト
昨年からアキレス腱を痛めているフェラーリが復帰平均台だけの演技で出来はよかったようですが、難度を落とした内容だったそうです欧州選手権(6月・ベルン)は欠場のため、代表入りの材料不足今後の演技が注目されます。
3月の大会で頭から落下し救急搬送されたフェルリートも復帰。段ちがい平行棒と平均台でそれぞれ落下。とりあえず復帰した、というレベルだったもよう
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ほかにファサナ、リツェリ、マリアーニ、メネギーニらを代表候補としてあげています。
中国選手権(5月11日~15日・合肥)を前に9日、男子本会場練習がおこなわれました
・騰迅
林超攀は筋肉の張りがあるものの、個人総合で優勝を狙うと話しました。まだこの大会で勝ったことがなく、余計なことを考えずに臨むとしています。
2014年 1.書弟 2. 劉榕氷 3. 林超攀
2015年 1.書弟 2. 周施雄 3. 林超攀
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張成龍は、五輪代表選考も兼ねているため大きなプレッシャーを感じると話しました。鉄棒の種目別優勝を狙うそうです。鄒凱も出場予定。ほかの主力選手より、どうもこの2人に報道が集中する傾向です
中国によるNHK杯男子の分析
・中国体操協会
残り3名の五輪代表候補を、
白井健三、田中佑典、萱和磨、山室光史、野々村笙吾
と予想(神本、齋藤は入れていない)このうち白井は確実としています。野々村は全日本でミスが出たがNHK杯では89.550点。特定の種目では力をもっており、代表入りは十分可能という見方。長谷川、早坂は基本的には無理と断定
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<内村航平>
・無敵の快進撃は続き、93.350点は今大会「新記録」2013年~2016年の国際大会および強豪国の国内大会においても最高点
・五輪での敵は、内村自身であろう
・ふつうにやれば(個人総合)金メダル確実
・ゆか、鉄棒でも種目別メダルを狙える
<団体>
・内村、加藤、田中、白井、萱を代表と仮定し団体決勝を試算すると、278.000点(全日本の試算は275.150)
・白井のあん馬と鉄棒を除き、ほかは安定感がある
・ゆか、つり輪が弱く、平行棒は強くなっている
つり輪が弱点であることにかわりない山室も今や突出した力はなく代表入りもきびしいため、リオでもこの種目が弱点となることはまちがいない、とまとめています。
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種目別については省略します。いつにも増して読みごたえのある分析。野々村を高く評価しています