欧州選手権(男子5月25日~29日・ベルン)のジュニア本会場練習が「寒すぎて」中断されたことについて、各国が伝えています
ハンガリーによりますと、22日の気温は25度だったのが翌日8度に予期せぬ寒さだった上、もともとアイスホッケーリンクである会場には暖房設備がなかった(!)ということです。練習会場は別の建物のため、寒くないそうです。
・ハンガリー体操連盟
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かなり厚着のイタリア会場は8~9度しかなく、とても体操をおこなえる状態ではなかったとしています。主催者側はここまでの低温は想定外だったようだ、と書いています
・伊五輪チームサイト
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各国とも、無理をせず軽めの調整に終わったもよう24日のシニア本会場練習はさほど寒くなかったそうです。どこかから暖房設備を調達してきたのでしょうか?
リオ五輪出場を決めたトランポリンのアナ・レンテ(ポルトガル・28)は、医師でもあるのだそうです
・UEG
北京、ロンドンに続き自身3度目の五輪となる今回は、交際相手である体操選手、グスタボ・シモエス(26)も出場。医師としての仕事と競技の両立は容易ではないが、少し努力すれば可能だとし、恋人との出場は、
「ファンタスティック」
だと話しました。
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才色兼備、三度目の五輪、彼氏は体操の代表・・・といろいろすごいですなおシモエスは欧州選手権(男子5月25日~29日・ベルン)に出場します。
渡辺守成氏がオーストリアを訪れました
・オーストリア体操連盟
FIG会長選へ向けた自身の方針を説明し、理解を求めたもよう。オーストリア体操連盟会長らが応対しました。写真は新体操の練習施設で、渡辺氏の向かって左はリオ五輪出場を決めた新体操のルプレヒト選手
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今年に入りオーストラリア、カタール、コロンビアなどを訪れていると伝えられています。対抗馬ゲルゼ氏(仏)の「陣地」である欧州の国はこれまであまり訪問していなかったようです。
五輪出場を目前で逃したテマ・ウイリアムズ(トリニダードトバゴ)が、同国体操連盟(TTGF)を相手に訴訟を起こすもよう
・Inside the Games
<これまでの流れ>
2015年10月 世界選手権(グラスゴー)にウイリアムズとディックが出場
→ ウィリアムズ59位、ディック77位
→ TTFGは、この時点ではプレ五輪代表を確定せず
2016年4月 プレ五輪(リオ)代表にウイリアムズ、補欠ディック
→ 本会場練習後、ギリギリになってウィリアムズ棄権、ディック出場
→ ディックが個人総合で五輪出場ワクを獲得
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「ケガ」を理由に棄権させられたのは不当で悪意があるとし、
・五輪に出ていたら得られたはずのスポンサー収入、将来のキャリアにおける収入
・五輪をめざすために辞退したミシガン大の奨学金
などとして約1億8千円の支払いを求めており、これが支払われなければ訴訟を起こすということです。