元々”春休み”中なので、用事はなく一日中家にいた(気分転換の散歩以外)。
”志村ロス”もあって、新型コロナウイルスが頭から離れない。
心の赴くままに、最新の統計値(31日を含む)で、致死率を出してみた。
日本だけだと、致死率は3.03%(死者/感染者=66/2177)。
前回致死率を出した3月7日は1.47%(6/407)だったので、率が倍増したことになる。
感染者100人に3人、33人に1人が死ぬ確率だ。
無症状者や軽症者が大半と言われているものの、かように致死率が高い。
ちなみに、季節性インフルエンザの致死率は0.1%だから、その30倍。
世界レベルだと、致死率は4.77%(33257/697244)※に上がる。 ※30日までの集計
イタリアなど日本よりも致死率の高い国が多いからだ(ただし中国は統計の更新がない)。
無症状者には積極的には検査をしない日本は、致死率が高めに出ると思っていたが、それは事実ではなく、2月29日の時点で世界の致死率はすでに3.8%だったという。
ということは日本の致死率3%はむしろ下限で、これより増える可能性が大いにあるということ。
検査方針が変化していない日本で、感染者数が増えているだけでなく(ここ最近は増加率が上がっている)、致死率も増えている事実に、目を背けてはならない(ちなみに、 方針を変えて検査を大規模にやると、感染者数=分母がどっと増えることで致死率は韓国並みに急落するだろう)。
これはいよいよ次の扉が開きそうな状況だ。
みんなで警戒をより一層強めよう。
せめて、インフルエンザの30倍ほどに。