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アルトゥ-ル・イルベ サイン NHL

かつてのNHLのゴールキーパー、アルトゥール・イルベのサイン。90年代前半、彼がシャークスの正ーキーパーを務めていた頃のシャークスは中心選手の多くがロシア人だった。彼もそうだがその他に、ラリオノフ、マカロフ、オゾリンチ等まさに一斉を風靡した名選手がずらりと並んでいた。しかし、オゾリンチを除く選手はいずれも全盛期を過ぎた選手で、これだけの選手を揃えながら、スタンレーカップには手が届かなかった。その後、これらのロシア人選手を相次いで放出し、ノーウェン・オーラン等を獲得する一方、既に紹介した若手3羽カラスなども成長し、結構強くなっていったように記憶している。ちなみにシャークスを出て行ったロシア人選手をみると、ラリオノフは既に紹介した通り、レッドウィングスで華麗ながらも渋いプレーをみせてくれたし、オゾリンチはアバランチの攻撃的ディフェンスとして大きな存在感があった。
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ひらめき脳 茂木健一郎

著者のあとがきに「これまで書いた本のなかで最も平易に書いた」とあるように、本書は大変平易な内容である。「平易=常識的」すぎて、それこそ本書で書かれているような「アハ体験」が得られないのと、本書が重視する「記憶の蓄積」にならないようで、何とも物足りない。東京から名古屋までの新幹線で読もうと思ったのだが、名古屋に着く遥か手前で読み終えてしまい、その30分以上手持無沙汰になってしまった。ただ、しっかりした理論と著者の洞察に裏付けられた語り口は信頼に足るもので、そういう意味では、本書を読んだという体験が自分の知らないところで「ひらめき」のタネになっていくかもしれないという期待は持てた。それから、本書に登場するいろいろな例示は、著者と年代が近いせいか、なるほどそうだと思う部分が多かった。(「ひらめき脳」茂木健一郎、新潮新書)
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