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ウェブ時代をゆく 梅田望夫
この本の前作「ウェブ進化論」に深く感銘をうけてから、「IT関連」の新書は出来るだけ読むようにしている。新書ブームもあって、IT関連の新書だけでもかなり出版されているので、とにかく買って折を見て読むようにしている。そんなIT関連の新書はここでも出来るだけ取り上げているが、内容の充実度にはそれぞれ大きな差があるように思われる。あまり内容のないものは、途中で読むのをやめてしまったり、読み終わってもここで取り上げなかったり様々だ。
本書は、前作と同様、こうした本の中では、断トツに面白くて心に残る。前作で披露された羽生名人の「高速道路と渋滞論」をさらに掘り下げ、その世界観を受け入れて、その先どう生きていけばよいのか、そのヒントがいっぱい詰まっている。まずは、「高速道路があるのだから走ってみよう」という呼びかけがあり、その後に来る渋滞への対応は、「さらに高みを目指すの」のか「けものみちに入っていく」のかの選択であるという。まさにその通りだと思うし、気持ちを前向きにさせてくれる。それから、本書の作者の最大の良さは、私のようなウェブを使いこなしていない人間に注がれる温かいまなざしだ。経営コンサルタントという著者の職業から会得した技なのかもしれないが、そうした温かいまなざしが全編に感じられ、それが、読む人を前向きにさせてくれるのではないかと思う。(「ウェブ時代をゆく」梅田望夫、ちくま新書)
本書は、前作と同様、こうした本の中では、断トツに面白くて心に残る。前作で披露された羽生名人の「高速道路と渋滞論」をさらに掘り下げ、その世界観を受け入れて、その先どう生きていけばよいのか、そのヒントがいっぱい詰まっている。まずは、「高速道路があるのだから走ってみよう」という呼びかけがあり、その後に来る渋滞への対応は、「さらに高みを目指すの」のか「けものみちに入っていく」のかの選択であるという。まさにその通りだと思うし、気持ちを前向きにさせてくれる。それから、本書の作者の最大の良さは、私のようなウェブを使いこなしていない人間に注がれる温かいまなざしだ。経営コンサルタントという著者の職業から会得した技なのかもしれないが、そうした温かいまなざしが全編に感じられ、それが、読む人を前向きにさせてくれるのではないかと思う。(「ウェブ時代をゆく」梅田望夫、ちくま新書)
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