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長島茂雄 カルビーカード  

野球カードといえば、100年の歴史を持つアメリカ製のものが質量ともに圧倒的な存在であるが、日本でも30年以上の歴史がある。現在最もポピュラーなのが、カルビーの「野球チップス」のおまけとして製作されている「カルビー・カード」である。この写真のカードは、カルビーが最初に野球カードを製作した年の長嶋茂雄選手のカードである。通常のカードよりやや小ぶりである。このカードは、最も人気のあるNO.1カードではないが、デザインが良いので入手した。私としては、日本のカードを集めてはいないが、ONの活躍を見ながら育った世代としては、なんとなく持っていたかったのである。
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就活のバカヤロー 石渡嶺司

秀逸な題名と的確に内容を伝える副題の「企業・大学・学生が演じる茶番劇」。売れているそうだ。それに帯に描かれたマンガがこの本の内容を的確にあらわしている。これをみて速攻買ってしまう人も多いだろう。私も「これで面白くないはずがない」と思った。読み始めると、まさに就活という企業・大学・学生が演じる茶番劇が赤裸々に描かれていて期待以上に面白い。誰もが薄々感じていることが正直に描かれているのも良い。本書に「就活する子供を持つ親がそれを見守るための解説書でもある」とあるように、我々の時代とは様変わりの就職活動がどういうものか、良く判ってためになる。この本を読まずに親として子供に的確なアドバイスはできないと思うほどためになる。この本を子供に読むように薦めてよいものか、刺激が強すぎるのではないかと心配になるほどだ。最後の締めくくりの「誰がバカヤローなのか」というところも、どう就活すべきかというアドバイスも実に適切で良い。これからどんどん読まれてベストセラ-になるだろうし、類似本もいっぱいでてくるように思われる。(「就活のバカヤロー」石渡嶺司、光文社親書)
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