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ウェイド・レッデン サイン NHL

NHLオタワセネターズのディフェンスマン、ウェイド・レッデンのサイン。彼も1995年のデビュー当時から大いに期待され、その後順調に活躍している選手の1人である。ホッケー選手の優秀さを示す記録としては、プラスマイナスという数字がある。アイスホッケーのように試合中に選手がめまぐるしく交代するような競技では、1人の選手の試合の勝ち負けに対する貢献度を測るのに何を物差しにするか難しい面があるが、それを測るために考案された数字である。すなわち、ある選手がプレーしている間に自分のチームが上げた得点から相手チームに取られた失点の差がプラスマイナスと呼ばれる記録だ。プラスマイナスをあげるためにはオフェンスの選手は自分で得点をあげればよいし、ディフェンスの選手は失点しないようにすればよい。いわばオフェンスとディフェンスの選手を同じ尺度で比較できるという記録だ。レッデンは、このプラスマイナスの記録が抜群に優れており、オタワ・セネターズでプレーした11年でマイナスになったのは1回だけ(2000年、-1)である。本当にチームに貢献している選手という見方ができるだろう。2006年にはNHL全体で最もプラスマイナスがよかった選手にも輝いている。なお、2006年にはディフェンスとしてオールスターに選出されたが風邪で出場できなかった。サインは、元気があって大変良い部類に入ると思う。
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ガリレオの苦悩 東野圭吾

特に作者のファンということではないが、人気作家の長編と短編集が同時発売というふれこみで並んでいたので、とりあえず読むのが楽そうな短編を選んで読んでみた。驚いたことに、最初の短編を読むとTVでみたことのあるトリックで、その次の話もこれまたTVでみたことのあるトリックとストーリーだった。私としては、内容を知っているミステリーを読むことは通常しない。読んだことを忘れて読み出してから気づくことはあるが、知っている話ならば読みはしないし、2度読むこともない。この本の場合も、「TVドラマの原作」とどこかに書いておくのがフェアだろう。それ以外の短編3本はまあまあという感じで、このシリーズはTVで見るのが一番だと思う。(「ガリレオの苦悩」東野圭吾、文芸春秋社)
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