書評、その他
Future Watch 書評、その他
カレンダー
2011年1月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | ||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ||
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | ||
30 | 31 | |||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo ブログ
過去の記事
カテゴリ
サイン集(559) |
コレクティブル(495) |
読んだ本(2931) |
映画、観劇、音楽、その他(254) |
Weblog(2) |
最新の投稿
漂流老人ホームレス社会 森川すいめい |
その復讐、お預かりします 原田ひ香 |
嘘つき姫 坂崎かおる |
大ピンチずかん2 鈴木のりたけ |
ゴッホは星空に何を見たのか 谷口義明 |
赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う 青柳碧人 |
転売ヤー闇の経済学 奥窪優木 |
ラグビー 横浜キャノンイーグルスvs静岡ブルーレヴス |
ヘビ学 ジャパンスネークセンター |
イランの地下世界 若宮總 |
最新のコメント
htsunai/絵画展 コートールド美術館展 |
芋田治虫/王室と不敬罪 岩佐淳士 |
omachi/いつかの人質 芦沢央 |
Unknown/古書店アゼリアの死体 若竹七海 |
野っ原/ようこそ授賞式の夕べに 大崎梢 |
mimizuku/三月 大島真寿美 |
岡本 絵里奈/ミャンマーの柳生一族 高野秀行 |
神崎和幸/おれは非情勤 東野圭吾 |
bigboss/1959年 ワールドシリーズ |
衣恵/るり姉 椰月美智子 |
最新のトラックバック
ブックマーク
goo
最初はgoo |
プロフィール
goo ID |
yb2007 |
性別 | |
都道府県 |
自己紹介 |
非公開 |
検索
gooおすすめリンク
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
あの頃の誰か 東野圭吾
東野圭吾の本は、随分読んでいるので、最近は本屋さんに行っても読んだ本科どうかすぐに判らないという事態になってしまっている。先日も彼の文庫を買ってきて読んでいて、前に読んでいたことに途中で気づいた。こうしたことを避けるためには、新刊本を買うか、「単行本になっていない」ということが判る文庫本を買うしかない。この本も「白銀ジャック」同様、「いきなり文庫化!」と書いてあったので、読んでみた。この本は「白銀ジャック」のように新しい文庫が創刊される記念に書き下ろされたので「いきなり文庫化」ということではなく、文芸誌などに単発で発表された短編でまだ単行本になっていないものを集めてきたということらしい。作者によるあとがきでは「いわく付きの物件」ということになる。そうした経緯もあってか、いろいろなタイプの話の寄せ集めという印象を受けるが、それがマイナスではなく、作者の小説のスタイルの幅の広さを示しているようで、さすがという感じがする。また、最初の短編は、バブル期に書かれた作品とのことだが、バブル期にこのようなバブルの異常さを逆手に採ったような作品が書かれたという事実は、作者の冷静な時代認識があらわしているようで、ミステリーの面白さとは別の意味で恐れ入ってしまった。(「あの頃の誰か」 東野圭吾、光文社文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )