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江と徳川三代 安藤優一郎

新年から始まるNHK大河ドラマの下準備として読んだ。本屋さんには何種類も類似本が並んでいたが、そのなかで最もオーソドックスな感じだったのが本書だった。帯には「大河ドラマの真相を描く、決定版!!」と書いてあるが、内容は非常に淡々とした江の生涯と江戸幕府成立前後の歴史の記述に終始しており、「真相」と言うほどの新説や意外な事実が書かれているわけではない。しかしそれでも、大河ドラマの予備知識を得るには大変よく出来ていて、その意味での「決定版」というのもあながち誇張ではないような気がした。(「江と徳川三代」 安藤優一郎、アスキー新書)
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