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真夏の方程式 東野圭吾
本書は、著者の作家生活25周年特別刊行の第2弾で、ガリレオシリーズの最新刊でもある。路線としては、「容疑者X‥」と同じ流れのもので、何かを「守る」ために善悪を超えた決断をしてしまう犯人と、真相にたどり着きながらもその真相を明かすことが良いのかどうか逡巡する主人公という構図が共通点だ。普通の事件には関心を示さないガリレオこと湯川教授という設定から、彼が扱う事件は自然とそのような傾向を持つことになるわけで、そのあたりの設定は本当に上手いと感じる。ただ本書では、最後の所で、延々と説明口調の文章が続いてしまっているのが少し気になる。ストーリーが進むのはそうした説明口調の文章のところなので、これは作品があまり冗長にならないことに貢献している反面、そこはあまり急いで欲しくないと感じる部分がどんどん説明されていってしまうという面もあり、読み手としては少し複雑な気持ちになる。特別刊行は第3弾まであるようで、もう1冊読めるのは嬉しいことだ。(「真夏の方程式」 東野圭吾、文藝春秋)
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