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武器としての決断思考 瀧本哲史

新書のベストセラーになっている本書。かなり期待して読み始めたのだが、本書のどこに読まれている秘密があるのか、若者が本書を読んで何を感心しているのか、正直言って私にはよく判らなかった。20歳前後の若者を対象に書かれた本なので、年配者には判らないということなのかも知れない。この本が若者にとってのベストセラーだという事実が、私自身の感性が若者の感性と大きく乖離してしまっているということを示しているようで大きなショックを受けた。最後の方の「情報収集術」の章は面白かったが、私にとってはそこまでの本でしかなかった。(「武器としての決断思考」 瀧本哲史、星海社新書)

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