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ダ・ヴィンチ絵画の謎 斎藤泰弘
鏡文字で書かれていることで有名なダヴィンチの残した膨大なノートの研究者である著者が、その知識を生かしてダヴィンチの残した絵画の謎に迫るという内容の本書。最初に語られる「モナリザはダヴィンチの女装」という美術界の珍説(?)に対する著者の見解で、この本は面白いと確信した。その珍説に対する答えとも言うべきことが、ちゃんとダヴィンチの残したノートに書かれていたとは驚きだ。また本書の圧巻は、何と言っても、ダヴィンチの絵画に描かれた風景と、ダヴィンチがノートに残した地学的な見解の関連が解説されている所だ。色々な新しい自然科学の発見があった当時、正式な教育を受けていないダヴィンチが、断片的に得た知識を元に、先入観なしに自分が納得のいくまで考察した結果たどり着いた結論の凄さ、本当の知的考察とはこういうことを言うのだと思った。さらに、本書終盤で語られる「モナリザ」に関する著者の見解にもなるほどなぁと感心してしまった。最初から最後まで、知的好奇心をくすぐられる驚きの連続の一冊だった。(「ダ・ヴィンチ絵画の謎」 斎藤泰弘、中公新書)
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