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胸の振子 風野真知雄

シリーズ第8作。話は主人公の新たな敵との戦いの顛末が中心だが、戦いに決着がつき、しかも日付は大晦日、珍しくとても切りの良いところで次巻に続く。本シリーズもあと残り2巻なので、いよいよこれから舞台は大きく動き始めるのだと思う。すれ違い物語の方はお互いの存在を確認し合うところまで進展。僅かな進展とはいえ読者にとっては待ちに待った瞬間というところだ。(「胸の振子」 風野真知雄、角川文庫)
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