玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

耳を持たない人々

2018-12-12 23:12:10 | 時事

「大嘗祭」は宗教色が強いと言った真意はいったい何なのだろうか。天皇制は、明治維新以来の天皇教という宗教があったとして、その一番大事な行事である「大嘗祭」とは切り離せないものだと思う。

皇室の側から「簡素にやりたい」と言ったら、それが皇室の政治的行為になるのだろうか。また「聞く耳を持たない」と言ったことが政治的行為なのか?

政府は、事が大き過ぎて対応できないのか。それとも、象徴という存在の方々なので、国民ではないから。まさか、憲法上の基本的人権を持たない一族の方々だから、黙っていろ、ということではないだろう。

それとも、天皇の交替を派手な政治ショウにしたい政権に忖度した官僚が、官邸にばかり顔を向けていて、皇室に耳を傾けなかったという動作の欠如のことなのか。

まったく解らん。こういう国の根本に関わることになると、メディアはいっせいにダンマリを決めこんで、聞かないふりをする。それじゃ、宮内庁の官僚と同じだ。

平成天皇の意思によって天皇職を譲位するということは、それこそ天皇の人間としての表現ではないのか。きっと、先帝のやらなかったことを、ご自分でやりたいのであろう。

冬の畑に種がまかれた。

コメント
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