老舗政治屋の安倍家では、便乗商法は一種の家訓なのか。
「桜を見る会」は政府主催事業に、後援会接待を便乗させた実にうまい商法でもある。誰も実質に損する者はいない。
ただ、政府の予算を山口県の850人の後援会の接待の一部に横流しさせた職権乱用であり、芸能人や有名人も集めて、食事以外にも好奇心を煽って参加者を増やした。
客観的には、非常によく考えられた小憎らしいほどの卓越したスキームである。がしかし、一国の総理の行動としては狡猾さや世知こさが、妙に鼻につく。
振り返れば、加計学園も同じ構造だ。誰も直接に損をさせたり、害したことはないから、みんなピンと来ない。
ただ安倍家の後援者である加計学園に、日頃の援助へのお礼として、補助金という公費つまり国民のお金を数十億円交付させた、一種の他人の懐を使った便乗商法である。
他者にすがって金をせしめる。これは、安倍家一族の成功体験に基づく確信的な家訓なのであろう。
そして、更に気にかかるのは、この「桜を見る会」を最初に追求した共産党が出張りすぎ、それを嫌った風に見せて、表面に出て来ない野党もある。
実は野党の議員たちも、大なり小なり似たような後援会接待や、よく言う「口利き」で便乗商売をやっているのでないだろうか?どうもそんな気がしてならない。結局、同じ穴の狢か。
毛沢東もびっくり!安倍独裁・・・(野毛商店街から)