将棋で云えば、すでに積んでいるのに、参りましたと言わない人達がいる。そういう人たちが赤絨毯の上の、しかもひな壇の上に我が物顔で座って居る。
森友でもそうだった。名誉校長だった夫人が辞めたら、もう関係ないと。加計でも、首相秘書は会ったこともない。それを示す官邸訪問記録はもともと作っていない。
花見の会も招待者名簿は即座に廃棄した。復元もできない。前夜祭のホテルでの会費は、後援会が会費を集めず、ホテルが直に金銭のやり取りをしたから、政治資金法に抵触しない。
まるで、往生際の悪い小僧の弁解を聞いているようである。聞き方によっては、盛り場で闊歩する暴力団の屁理屈のようにも聞こえてくる。
ああそうなんだ。彼らは法外の人なんだ。憲法75条【国務大臣の特典】国務大臣は、在任中内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。まさに、特典を憲法で与えられた人なのである。
その特典与える内閣総理大臣が訴追対象の場合は、憲法が予定をしていない。どうも、安倍さんという人間は本心から他人に謝ったことがない人なのかもしれない。
とんでもない人間が首相になってしまった。そういう人間だから、平気な顔して、いつまでも居座っていられるのかもしれない。
野毛の飲み屋街から