玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

防衛費より保育費だ

2022-12-12 12:56:26 | 時事

岸田首相が「増税」で防衛費の対GDP2%を考えるというのは、財務省の入れ知恵だろうが当を得ていると思う。国民は冷静になって自国の安全保障を考える機会に成った。

日本軍が最も恐れているのは戦前からロシアである。だから朝鮮侵略し、満州も侵攻し、自国への歯止めにしようとしたのだ。

いまだに、侵略戦争の病に取り憑かれているプーチンとその側近たちの侵略志向から、対欧州がウクライナで膠着、失敗すれば、次は不凍港を求めて日本にもやってくる。

日本の仮想敵国は中国だとアメリカに幻惑されているが、それはアメリカのアングロサクソン系白人指導層の黄色人種嫌いに起因しているのだろう。

かつての第二次世界大戦でも、アメリカは共産国家でも白人のソ連と裏で手を結び、黄色人種の日本を攻めた。結局、アメリカの変な介入によって、中国も北朝鮮も赤化してしまった。

アメリカは日本にとって決して良心的な同盟国ではないと思うべきである。

未だに実質アメリカの占領国待遇の此の国は宗主国に否と云えない関係に成っている。

特に安倍政権の時にトランプの歓心を買うために無理をしてしまった。いらない兵器の爆買いによって、その安易な延払いのツケを払う為に、高市や萩生田の主張する国債による防衛費の財源負担は、国会議員として国の将来を全く考えていない無責任な言動である。萩生田と高市はアベの遺した負の遺産を隠蔽することに懸命なだけだ。

増税は国民の反発を一旦は招くが、それを機会に、もう一度日米同盟の防衛の役割分担を国民全体の論議を経て、払える範囲での財源を決めるべきである。

その意味で、一旦は「増税」と云った岸田の姿勢を支持したいが、これをすぐに引っ込めるようでは岸田政権は長くは持つまい。

この際、隠蔽型の自民党の膿を全部出さねばなるまい。

保育園の虐待やバスへの置き去りの原因は、ほぼ保育児6人に対し一人という保育士の劣悪労働条件にあるのではないか。介護現場の虐待も同じ原因ではないのか。

本来、保育費や子供の為の教育費や福祉費の充実が、本当の意味での国家の安全つまり防衛になるのではないか。守るべき健康な国民がいなくて、何が国防なのだろうか。

ミカンも柿もタダでもらった。ありがたい田舎生活。


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