10年前の2014年秋、後藤健二さんはイスラム国の人質になった。2015年1月、安倍首相はエジプトを訪問しイスラム国の脅威の為に2億ドル拠出すると発言した。結果、15年1月30日後藤さんは殺害された。
安倍の援助発言が引鉄になったと孫崎亨は言う。
為政者が一人の人間の命を軽視したのである。ところが、2018年3月、財務省職員の文書改竄に関わる職員の自殺があった。
凡庸にも至らない、「幼稚な悪」による為政者の人命軽視が、いつのまにか地方の首長のハラスメントの形をとって蔓延しているのではないか。
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