この四面楚歌の状況で自分の息子を秘書官にするとは、スガ氏が総務相の時に息子を秘書官にした例に倣ったのか。自民党の権力の私物化というアベ体質がよく表れている。
国民から何が問われているかを全く解らない。世間の目を感じ取れない。周囲、世界は、あくまで自民党内の派閥という勢力分布を気にして、難局を突破する勇気もない。
このヒトはいったい何なのだろうか。政治家の資質に欠け、家業に真面目な政治屋であり、まるで老舗の看板を守る亭主に見えてくる。
いやはや、この負のレガシーとしてのアベノミクスの壮大な実体のない経済に、これからの世界経済の変化の中でどう対処するか、どうも何も考えていないようだ。
いま、まずやることは、統一教会の宗教法人の剥奪しか道は無いだろう。それに反対する自民党議員が、誰か、何人いるかを国民は一番知りたがっている。その上で、今まで、統一教会の自民党政府の政策への影響を公開すること、これがまず、今やらねばならない重大事だろう。それが政治への信頼回復の第一歩だと思う。
散々アベ系統が言ってきた「反日」という踏み絵を皮肉にも議員自らが踏まなければ、有権者は自民党議員を信用できない。それをしなければ、今一番大切な経済対策もできない。
思えば、公明党は平和を愛する党であったはずなのに、連立に固執して安保法制に反対しなかった。
最初は憲法9条の閣議解釈の憲法違反を閣内に居て反対しなかった。今また、公明党は統一教会との違いを明解に示さないと、選挙母体である「創価学会」まで疑われることになるだろう。
この国の怪しげなアベノミクスというリフレ経済がドンづまりになるのは分かっていたが、この国の根幹の政治を動かしてきた55年体制の自民党が隣国の反日思想のカルト教団に侵食されていたとは、一流の学者、ジャーナリスト、政治家が気が付かなかったとは???
この衝撃が、今この圀の政治の震源になっているのだ。だから、国葬が終わっても、国民がこの問題を忘れない。
秋の陽射し
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