玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

割の合わない防衛

2022-06-07 17:17:22 | ブツブツ

瑞穂の邦の此の國は、かつて1931年9月の満州事変以来、中国大陸への侵略行為をもって、英米から圧迫を受け続けた。その活路として新興のナチ・ドイツの電撃的揚力に身を預け、同調し、日独伊三国同盟を締結し、英米に対抗して、あるいは脅かして、アメリカの態度の軟化を期待した。

これが松岡洋右外交の真骨頂?いや骨髄かも。そう言えば、洋右は「右」と書くんだ!!発見?

結果として、三国同盟は脅しにならず、石油・鉄等の禁輸の経済制裁を受けて、全く活路を塞がれて、已むなく破れかぶれで真珠湾攻撃を行い、窮鼠ついに大猫を噛んだのです。

その後の日本は3年8か月後に敗戦をいただき、国土を瓦解させられて、めでたくも太平洋はアメリカ一国の支配する海となった。

その東端で、防人のように海を守らされているのがこの国の役目であると考えると、非常に、今の立場、政治状況がよくわかる。

そう言えば、大国と自ら思っているプーチンのロシアはウクライナの首都キーフを急襲し、傀儡政権を打ち立てようとした訳だが、…。

大国の思考回路を推量するに、此の圀もアメリカが自民党を使っての傀儡政権だと思うと、「唯一の被爆国でありながら、核兵器禁止条約に参加しない」という不合理を見て、何となく割り切れないモノの呑み込みが早くなってくるのも不思議です。

そう言えば、昔に岸・佐藤の兄弟はアメリカのCIAから資金提供を受けて自民党を造ったとか。だから、その孫のアベは、自民党はお爺ちゃんたちが造った自分の家系の党だと思っているから、あんなに我儘なのかもしれない。

でも防人になってGDPの2%を防衛費にするのは経費の自弁かも、…。そう言えば、防人もそうだったかなあ?

原っぱの雑草

 


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